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フィリピンの日本人が減っているという話





先日ふとしたことから「海外在留邦人数調査統計」の2018年度版を目にすることがありました。

私も分類上は「長期滞在者」としてフィリピン日本大使館に届けを出しておりますが、フィリピンの動向について見てみると意外な数字が出ていました。フィリピンに滞在する在留邦人(以下日本人)が減少傾向というのです。Primerさんなどの記事にも書いていましたが、昨年比で2.4%減で16,570人(−407人)だったそうです。最近は「フィリピンの経済は絶好調」とか「日系企業の進出が相次ぐ」などともてはやされてきたフィリピンなので、減少傾向というのはちょっと意外な気がします。

私なりに数字を読んでみますと、減少傾向は昨年だけでなく2014年から続いています。2014年には過去最多の18,870人がいましたので、それから比べると2300人も減ったことになります。(2014年から2015年に9.8%減ったのが大きい。)しかし在留邦人のうち永住者の数は実は増えていて、+4.1%増となっています。(2017年で5423人、前年比216人増)日系企業数も増えていて、2017年で1502社となり、2008年の823社からこの10年で大幅な増加となっています。(2015年、2016年は減少。セブが10.6%増)

数字を見ますといわゆる3ヶ月以上の「長期滞在者」の数の減少が最も多くて、−5.3%の11,147人となっていて、中でもマニラ周辺の減少(−813人)が大きいようです。(セブ領事館管轄は10%、ダバオで1.5%と逆に長期滞在者の数は増えています。)

昔から長期滞在者で届け出を出しているのは半数くらいといわれていたので、実際にはこの数字の倍くらいは日本人がフィリピンに滞在していると思いますが、街で日本人を以前よりも多く見かけるようになったので、この数字はちょっと意外です。もう少し細かく見ていきますと、長期滞在者の内訳は

民間企業関連:6005人(昨年対比-248人、マニラ周辺4917人、セブ862人、ダバオ228人)
報道関係:18人(同−5人、同17人、同1人、同0人)
自由業関係:989人(同−82人、同610人、同198人、同181人)
留学生:614人(同+36人、同360人、同207人、同47人)
政府関係職員:599人(同−16人、同551人、同42人、同6人)
その他:2922人(同−308人、同1681人、同596人、同665人)

全体で見ると

永住者:5423人 (216人増)
長期滞在者:11,147人 (623人減)
男性:11,427人
女性:5,143人

となっています。中でも目を引くのは「その他」に分類される人で、前年比9.5%のマイナス、308人減となっていて、減少分の約50%を占めています。では「その他」に区分される人の定義は、

1. ホテルボーイ、ハウスメイド、給仕、掃除婦、その他単純労働者
2. 外国政府職員(技術協力のための派遣されているものは除く)
3. ワーキングホリデー制度による滞在者
4. 無職・フリーター
5. その他いずれの分類に属さない人

となっています。「その他」の方々が実際にフィリピンで何をしているのかわかりませんが、2922人のうち、1815人男性、1122人が女性となっていて(統計表の数字が合わないので統計の数字が間違っていると思いますが・・)、「その他」分類の男性数が大きく減っている結果になっています。(女性の多くは専業主婦でしょうか?)

これらの数字から私なりに読み解くと「フィリピンの在留邦人数全体では減少傾向にあるが、永住者は逆に増えていて、長期滞在者が減少している。長期滞在者のうち、留学生数は微増、民間企業関連は微減で、減り数が大きいのは「自由業」と「その他」に分類される人たち。」であると言えます。

全体の数だけ見ると民間企業関連の人も減っているのですが、比率では「その他」の人の減りが大きいように思えます。

私も来年の今頃はフィリピン在留邦人の数の減少に寄与するかもしれません。今は日本に滞在していますが、もう1ヶ月以上フィリピンに戻っていません。ビジネスは問題なく動いていて、売上も通常通りです。事務所のオペレーションも滞らぬように注意をしていますが、もう少し改善が必要かもしれません。今年末まで日本に滞在する時間を増やしていき、問題がないようであれば来年早々から生活のベースを日本に戻そうかと考えています。会社は今後も継続していきますし、ビジネスを辞めるわけではありません。フィリピンにも引き続き1ヶ月に1度は戻るようにします。しかし日本にいて売上額が下がらない状態はこの上なく自分自身のストレスが減らせることになります。

フィリピンにおける日本人の減少は私のように感じている人が少なからずいるような気がします。異国の人がフィリピンで起業をしてビジネスを続けていくのはあまりにもストレスが多い場所だと改めて思います。(人それぞれでしょうが・・・)

何かの参考になればウレシイです。

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留学の話





私の娘が2度めの留学のために昨日ノルウェーへと旅立ちました。

なぜノルウェーなのかと私も思いましたが、いろいろと理由があったようで、大きな理由としては現在学んでいる学科を引き続き学べるところと、非英語圏で勉強したかったということらしいです。その上で今通っている大学が交換留学として提携している学校の中なら選んだのがノルウェーの学校だったようです。カナダ留学が語学留学的な要素が大きかったですが、今回は意味合いが違うようです。

中学生の時にオーストラリアへ超短期留学、高校生の時にカナダに1年間留学し、今回はノルウェーへの留学となりましたが、父親としては今回が一番寂しい思いをしています。娘と2人でよく出掛けていたこともありますし、コンサートなどにも一緒に出掛け、喧嘩もよくしますがいい話し相手だったので余計にそう思うのかもしれません。ロス感がとっても強いです。

私は仕事柄海外の人と仕事をすることがほとんどでした。海外の人と仕事をするときは当然英語で仕事をすることになります。そういう環境下にいたので子供たちにも国際的な感覚を養える環境下で勉強をしてほしいと思い、そういう機会をできるだけ提供し、子供たちも今そういう道を進んでいます。娘は大学3回生で、息子は大学にこの春からなりました。両方とも高校からのエスカレートでしたが、大学受験をしなくていいというメリットを享受し、高校生活を楽しんだので良かったと思います。息子は英語での授業を前提としたコースに進んでいます。

彼らが将来どういう道を進むのかわかりませんし、それは彼らの自由です。ただ親としては彼らが路頭に迷わないように道を照らしてあげるのが役目だと思いますし、やりたいことを最大限やらせてあげたいと思っています。「なぜ働くのか?」と聞かれたら、「子供のため」というのも大きな理由の一つです。彼らが学校を卒業するまでは死ぬ気で働かなくてはいけません。ある程度のことは我慢もしなくてはいけません。彼らがどんな道に進むのか決まるまでサポートしていきたいと思います。

仕事のことで最近は子供に意見を聞くことも多くなってきました。ただ私は子供たちに仕事を引き継がせるなどこれっぽっちも思っていません。ただ若いうちにできるだけ社会体験もさせてあげたいです。華僑の多くが高校生の時から仕事を手伝わせます。大学になったら自分の会社の仕事を一部任せたりします。そうやって自分の仕事を引き継がせていきます。それはそれでいい教育方法だと思っています。

今回の留学にあたり、彼女は1回生のときからコツコツとバイトのお金を貯めていました。留学の条件として、学費、寮費は親持ち、食費や生活費は彼女持ちというのが条件です。それだけに彼女の思いも強いと思います。高校の留学のときは学校が1から10までやってくれましたが、今回は学校は入学手続きだけで他はこちらの責任です。寮を決めるのも、飛行機のチケットも、ビザの手配もこちらでやりました。それだけに何かが抜けていないかとても心配です。

とにかく1年間どのように成長して帰ってくるのか楽しみです。お父さんも一生懸命働いてがんばります。


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