So-net無料ブログ作成
  • ブログをはじめる
  • ログイン

それはフィリピンの都市伝説? Vol. 2






前回に引き続いて、調子に乗ってVol.2を。

今回のお題は

「フィリピンは危険だ。」

というお話を。

この手の話は10年以上前からずっと議論されている話です。「フィリピンは」というくくりで話すとややこしいので、「マニラは」という前提で書きたいと思います。また「危険」の定義は「犯罪もしくは揉め事・詐欺などに巻き込まれるか否か」という観点で書いていきます。

結論を言えば「マニラをよく知ればそれほど危険ではない。安全は金を出して買え」と思います。以前はマニラは「大変危険だ」と思っていましたが、最近は言い方を変えました。

「マニラは危険ではない」という人も多いのですが、そういう人の多くが実は短期間の滞在や留学で来ている人が多かったりします。私もサラリーマン時代は基本的に短期滞在がベースでした。その時はさほど危険と思ったことは正直なかったです。ホテルの部屋以外はフィリピンの代理店のスタッフとずっと共にしていたので、危ないところには行きませんでした。それと基本は車で移動で、運転手付きの場合がほとんどでした。

こちらで起業してからはマニラにいる時間も長くなり、自分で運転するようになり、ローカルの人と接する機会も多くなりました。ただ幸いなことに重大な犯罪などには巻き込まれたことはありません。

ただ私のまわりのフィリピン人は少なからずその手の犯罪に巻き込まれたことは1度くらいは経験しています。一番多いのはジプニーの中での強盗です。隣りに座った人に拳銃やナイフを突きつけられて現金や携帯電話を取られるケースです。知り合いの人はバスの中でそれをやられて、バスから飛び降りて大怪我を負いました。次に多いのは歩いている時に後ろから銃やナイフを突きつけられてのホールドアッパーです。学生でも容赦なしです。あとは通勤中のスリ。これも多い事例です。これらすべて私のスタッフが直接経験したことです。

スタッフ以外では、知人が車の強盗に出くわして殺されそうになったことがありました。旦那さんと出かけた彼女は、旦那さんの用事の間に車を路上に駐車して、後部座席に座っていたそうです。すると強盗が車を開けて、配線をつなぎ、車を盗もうとしました。逃げるに逃げられない彼女はそのまま後部座席に息を潜めていて、走行中の車から飛び降りて何とか逃げることができたそうです。飛び降りた際に大怪我を負ったのは言うまでもありません。声をあげてたら間違いなく殺されていたでしょう。

別の知人はオルティガスにあるコールセンターでの勤務の後に、銀行でお金をおろそうとロビンソン近くのATMでお金をおろしていたら強盗に後ろから襲われ、銀行に入っていたお金で限度額まで引き出されました。幸い命には別状はなかったのが幸いでした。

この手の話は日本ではほとんど聞きませんが、マニラでは実に多い。犯罪件数がアメリカより少ないとか書いているブログもありましたが、これはほとんどの事件を報告していないからでしょう。彼らは警察を信じていません。報告したら何かを逆に脅されそうと思っているのではないでしょうか。私も盗まれたといえばバイクを一瞬路上に置いていただけでトラックに積み込まれて盗まれたこともありますし、駐車場で先に場所を取ったせいで恨みを買い、全部のタイヤの空気を抜かれたこともありました。車にぶつけられたことが2回。あとはメイドに身の回りのものを盗まれて逃げられたくらいなものでしょうか?

こういうことを考えると、やはりマニラは「危険」だと思いますし、何よりもローカルの人間は日本人よりもビビっていますし、注意もしています。彼らは暗い夜道は歩きません。またどの場所が危険で、危険でないかよく知っています。私の生活圏のオルティガスで言えば、メガモールのオルティガス側は比較的安全ですが、エドサ側は危険といいます。特にMRTの駅周辺やメガモールの反対側のStarmall側、更にその反対のランカスターホテルサイドはもっと危険で、Edsa Central側も危険といいます。バスターミナルや駅周辺はそういう輩が多いそうです。そういうところは彼らは気をつけて歩きますし、なるべく近寄りません。何がどう危険なのかといえば、危険そうな人間(薬物中毒、泥酔状態のひと、強盗・スリを狙っている人)がそういう場所には多いそうです。警察などの警備が比較的薄いところも特徴です。

私から言えることは、「安全は金で買え」ということです。流しのタクシーにはなるべく乗らないとかジープは避けるとか、可能であれば車を購入して、ドライバーに運転させてドアToドアで移動すれば極力危険なことからは避けられます。

こういうことを書くと「大げさ」と思う人もいるかもしれません。大手の日系の銀行の駐在員はマラテなど立ち入り禁止です。自分の運転も禁止です。ちゃんとした会社はそういうリスク管理をしっかりしています。犯罪に出くわすか否かは確率の問題です。その確率をできる限り下げるのにはそういう対策をしなくてはいけません。0.00000000000000001%の確率にしたいわけです。大げさでも何でもありません。

もう一つ事実を書けば、日本人が強盗が理由で命を落とすケースはほとんどありません。あってもひったくり、スリの類が多い気がします。(そのほとんどの人が隙きがあったからだと思います。バッグを持ってレストランに行くというのは私にとっては危険ですし、知らない人に声をかけられてついていくことも絶対にしません。先日1億数千万を強奪されたのも、事情はよくわかりませんが「なぜ現金?」というのが正直な感想です。)

最近日本人が殺されるケースのほとんどが後ろで日本人が関与しているケースが多いと思います。

あと最近スラム街へ興味本位で行く日本人がいるようですが、そういうのはやめたほうがいいです。またスラムに住んでいる人に失礼だと思います。

それからフィリピン以外の地方ですが、私が行ったことのある範囲で言えば、セブはマニラよりも安全だけど都会なので注意はもちろん必要、ダバオはマニラよりも安全かもしれない、など場所によって異なります。紛争地域は別にして、地方はマニラ程ではないというのが正直な感想です。

マニラでもマカティ(レガスピ、サルセド、ベルエアーなど)、BGCは比較的安全です。またセキュリティーの厳しいヴィレッジやコンドミニアムに住んでいればまず安全です。

つまり金さえあれば安全はいくらでも買えます。私の知り合いには本人はもちろん家族全員にボディーガードをつけている金持ち華僑が何人もいます。防弾ガラス仕様のエクスプローラーに乗ってたりします。もちろん住んでいる家はForbes Parkです。マニラをよく知り、安全に惜しむことなくお金をつぎ込めばマニラは普通に暮らせます。(ただし日本の感覚で暮らしたら大変危険です。)マニラという街をよく知ること。ローカルの言う人のことをよく聞くこと。それが一番の安全への手段だと思います。もし慣れていなかったら細心の注意を払ってください。



nice!(4)  コメント(5) 

それはフィリピンの都市伝説? Vol. 1





フィリピンに関するサイトで

「フィリピンは〇〇だから気をつけて」
「フィリピンは〇〇だ」

という注意喚起みたいなことがよく書かれています。それをフィリピン素人の人はそれをつい信じてしまいます。

先日、どのブログかど忘れしてしまったのですが、フィリピン人について日本人の中で信じられていることの多くが駐在員が作り出したもので、実態とは合わない、みたいなことが書いてありましたが、「その通り」と思ってしまいました。先日フィリピンで知り合いになった駐在員奥さんと京都でバッタリとあって少しお話をしたのですが、多くの駐在員の奥方は日本に帰ると「フィリピンはすごくよかった。機会があれば絶対に戻りたい」といいます。メイドさんや運転手がいて、最高の生活だったって多くの人が言います。この手のことを聞くたびに強烈な違和感を感じます。

「フィリピンの生活は最高?」
「メイドさんはすごくよく働くので助かった?」

多くの人が会社のお金でドライバーさんやメイドさんを雇っているので、前任者からの紹介もあり、それなりのクオリティの人が来ているのでしょう。私の知り合いで会社から提供されているドライバーさんには6万ペソが支払われています。メイドさんの給料は3万ペソで住み込みです。私からすれば「それだけ支払えばねぇ?」って感じです。私からするとドライバーは悩みのタネです。今のドライバーはようやくいい人材が見つかってそれなりに満足していますが、それまでは本当にひどかった。メイドはもう二度と雇わないと決めたほどトラウマの経験をしています。

駐在員さんのように至れり尽くせりで会社から経費が出ている方はフィリピンの生活ってそれなりに楽しい(もちろん仕事上ではそんなことはないと思いますが)のではないかと思います。家はマカティやBGCの1等地ですし、羨ましい限りです。

そういう生活の人とわれわれの生活とはちょっと乖離しているかなと思います。そんな実態からかけ離れた「フィリピンの都市伝説を切る」みたいなことを書いていきたいと思います。

第一弾は

「フィリピン人はとても家族思いだ」

に物申す、です。

これもとても違和感を感じます。もちろんいろんな人がいますし、全員に当てはまらないことは「もちろん」という前提です。また私のまわりのフィリピン人に限って話をしているので、セブなどのビサヤの人には当てはまらないかもしれません。そういう前提でお読みください。噛みつきもダメです。

私はフィリピン人の家族に悩んでいる人を沢山見てきましたし、未だにまわりにたくさんそういう人がいます。外国人と結婚する人の一部は「あの家族と二度と関わりたくない」という人もいます。(逆に「これで食い扶持ができた」と喜ぶ人もいますが)

私の知り合いでこんな人がいます。この人はイギリス人の旦那さんとマカティに暮らしていますが悩みは家族、特に両親が彼女を頼ってくることです。それが実にひどいし、醜い。両親といってもまだ50代前半の働き盛りです。外国人との結婚後はその依存度がどんどんひどくなるばかりです。家に毎月3万ペソも渡しているので、両親は働く気がゼロです。そのお金がまだ学校に行っている弟さんに行くわけではなく、ほとんどが「シャブ」といわれる麻薬やギャンブルに消えていきます。そしてお金がなくなるとせびりに来ます。

この両親が借りているアパートの大家さんと揉め事を起こして、出ていく羽目になりました。マカティで親用の家やコンドを買えるほど裕福ではありません。でもカビテなら何とか買えそうなので、親に相談すると、親は絶対にマカティを離れたくないとダダを捏ねます。とうとう立ち退き期限が来てしまったので、仕方なく一時的に彼女の家に実家の家族全員が引っ越してきました。一緒に住み始めたら収拾がつかなくなるのは言うまでもありません。毎日が殺し合いになるかと思うほどの喧嘩になり、ついに彼女はノイローゼ寸前までなりました。流石に両親も「家をただで貰えるなら」と妥協し、先日ようやくカビテの家に移っていったそうです。

この手の話は山のようにあります。家庭で問題を抱えている人の多くが、「両親が働かない」人が多い気がします。その両親はギャンブルかシャブか酒に溺れているような人たちです。子供が10人もいて、自分たちは働かずに子どもたちに学費を負担させます。また海外で就労するようにさせて自分たちは何もせず毎日買い物三昧です。

平日の昼間に多くの家族連れがモールにウジャウジャいるってフィリピンくらいなものです。おかしいと思いませんか?彼らはOFWとして悲惨な目にあっても必死で働いている子どもたちの給料を吸い取ります。そして毎日モールに出かけていきます。政府の失業率は5〜7%とかふざけた数字を出していますが、民間調査会社の25%というのが正確だと思います。海外からお金が入ってくるからアホらしくて働けません。

そしてそのOFWが一時帰国するクリスマス時期が「親しい家族」を装うときです。普段何もコミュニケーションを取らない兄弟や親戚が一時帰国するとなったら空港に押しかけます。なぜか?懐かしさよりもお土産が目的です。普段は何も連絡を取らないのに、この時期は「Tita」「Tito」「Kuya」「Ate」と急接近します。そしてクリスマスが終わって、また働き場所に帰ると普段の通り、何も連絡が来なくなります。

以前こんなこともありました。ある知り合いのフィリピン人の旦那さんが海外で心臓発作で急死しました。(前に記事に書いたことがあるかも)その遺体を引き取りに行きたいのですが、フィリピンにいる8人いる兄弟や親戚の誰一人としてお金を出そうとしません。自分の生活が大事なのです。あまりにも哀れに思ったのか米国に住む姉と外国人と結婚していた姪が少しずつお金を出しましたが、やっぱり足りません。途方に暮れて泣き疲れたその人を見て、私もお金を少し寄付して、ようやく遺体を引き取りに行けました。このときのフィリピン人の冷たさと言ったら・・・。家族思い、ホスピタリティ溢れた国が聞いて呆れました。

前述にもありますが、すべてがすべてこんな人達ばかりではありません。もちろん絆の強い家族もいます。でも待ってください。その絆の深さなら日本人の私の両親をはじめとした家族の絆も全く同様です。「フィリピン人は家族を大事にする」というのは、「どんどん希薄になっていく日本人の家族と比べて」ではないでしょうか?フィリピンに来る人の多くが日本の兄弟、家族と関係が疎遠になった人たちが多いと聞きました。そういう人からしたら確かにフィリピン人の家族の絆は強いかもしれませんが、本当にそうなのか?というのが私の本音です。

多くのフィリピン人を見てきて思うこと。「フィリピン人の家族の絆は強い」は一種の都市伝説だと。

nice!(4)  コメント(11) 

Good Times & Bad Times

まともにやろうとして
くじけてしまう時
この濡れた街並みが一度に寂しくなる

ついているときも 答え求めて
そうでないときも 探し続けて
ウインクの数 また一つ増えていく

その淋しげな瞳
こっちに向けて
いつものように微笑んでおくれ
もう何も言わないで

ついているときも この街で
そうでないときも 繰り返せば
ウインクの数 また一つ増えていく

少しづつわかってきたのさ
この街の灯りに夢をたくして
ついているときも 失わず
そうでないときも 背を伸ばせば
ウインクの数 また一つ増えていく

(歌詞引用 「グッドタイムス&バッドタイムス」佐野元春 アルバム「自由の岸辺」より)


nice!(3)  コメント(0) 

国際線をよく使う人にオススメのカード - 2018年版





フィリピンに住んでいる読者の皆さんはフィリピン発行のクレジットカードはお持ちですか?私も1枚だけ持っています。銀行系のRCBC Bankardというカードですが、このカードがあまり役にたちません。ほとんどの場所で使えるのですが、メリットがあまりないのです。例えばガジェットを買おうとしてもほとんどの店が「翌月一括払い」しか選択できません。分割払いだと金利がかかります。最近勢力を伸ばしていると思われるのがBDOのクレジットカードです。(あくまでも個人的な調査)定職がない人にも結構審査が甘いせいか、周りの人の多くが持っています。このカードは多くの店で「6ヶ月金利無料」で買えます。今年の初めには「翌々月支払いスタート24ヶ月金利無料」とかやっていたところもありました。

フィリピンでメジャーなカードはBDO、BPI、Metrobankだと思っています。以前はCitibankが幅を効かせていましたが、最近はあまり聞きません。

私は1万ペソ以上の現金は持ち歩かないポリシーなので、1万ペソ以下はほとんど現金で支払います。カードはできるだけ使わない主義です。日本のカードは為替レート次第で割高になるのでほとんど使いません。またフィリピンでのガジェット購入は日本と比べて値段も高いし、故障した際のサービスもよくないので買いません。基本的にカードを使うのは「選択肢がない」場合に限られます。

日本では複数のカードを持っていますが、メインは航空会社のカードです。具体的にはANAカードを一点集中で使っています。貯めたマイルで年に数回ビジネスクラスに利用させてもらっています。先日送られてきたANAカードの請求書の中に「プレミアムカード」の案内がありました。申し込もうかと思いましたが、内容をよく読んでみると、今持っているカードとそんなにメリットの違いがありません。後述するプライオリティ・パスが無料とか国内ラウンジが使える以外、大したメリットもなく7万円の年会費は高いのでアップグレードはやめました。(ANAのラウンジが使えるとか優先搭乗できるとかあったら魅力的なのですが)

日本との往復で国際線をよく利用する人(あまりいないかもしれませんが)にとって、カードを使うメリットとしては、

a. スーツケースの国内発送
b. ラウンジの利用

と言うのは重要なポイントかもしれません。他のサービス(保険など)はどのカードも似たりよったりですがこの2つはカード会社によって差があります。

ラウンジの利用ですが、私は空港で時間を潰すのは苦手なので、空港に行くのには2時間前くらいにしか着きません。いつもお土産とか買っていると時間がなくなって搭乗30分前になってしまうので、ビジネスクラスに乗ってラウンジのチケットを貰ってもあまり利用していません。カード会社のラウンジもあるのですが、航空会社のラウンジとは雲泥の差で、最近は多くの人がゴールドカードを持っていて、利用者が多いのであまり魅力を感じません。

ラウンジといえばプライオリティパスというラウンジサービスがあります。

https://www.prioritypass.com/ja#

プライオリティパスが使えるラウンジは航空会社のラウンジと併用になっているケースが多く、クオリティはカード会社のラウンジと一線を画しています。(と、いっても大した差ではありませんが)このプライオリティパスは通常有料で4万円近くをプラスで払わなくてはいけません。でも中にはそのプライオリティパスが「無料で」ついてくるカードがあります。その一つが楽天プレミアムカードです。

https://www.rakuten-card.co.jp/card/rakuten-premium-card/

年会費10,800円でプライオリティカードがついてくるカードは私が調べた限りでは最安の年会費です。他にもいろいろとメリットがあり、楽天をよく利用する人にはメリットが多いと思います。審査も比較的甘いとか。

ただ私は楽天という会社(というか、楽天の社長)があまり好きではなく、楽天のサービスはできれば使いたくありません。またこのカードは前述の1点目の「荷物の発送」が年2回しか無料になりません。

荷物なんて持って帰ればと思うかもしれませんが、最寄り駅から歩くのは正直しんどいし、できれば手軽に送れればと思います。最近はANAのカードを使うと500円で送ってくれるというサービスを使っています。

その点でいうとセゾンアメリカンエクスプレス・ビジネスプラチナカードは私にとっては魅力的です。

http://www.saisoncard.co.jp/amex/sbs-cs/

年会費は21,600円と楽天カードの2倍もしますが、年間の利用料が200万円以上だと10,800円となります。航空系のカードでマイルを貯めなくてもいい、という人にはオススメです。プライオリティ・パスが無料になるのと同時に、空港からの荷物の発送も無料です。10回使えば5000円の得です。今持っているセゾンゴールドの期限切れの頃にこのカードに切り替えようと思っています。

下記のブログにプライオリティ・パスが無料になるカードの一覧があるのでご参照ください。

https://matsunosuke.jp/prioritypass-creditcard/

ラウンジを使わない私がなぜプライオリティパスにこだわるのかというと、最近乗継便を使うケースが増えてきて、手持ち無沙汰になる時が増えてきました。先日も台北経由で帰ったのですが、乗り継ぎ時間が4時間と中途半端な時間でさすがに時間を持て余しました。そんな時にプライオリティ・パスが使えたら有意義に時間を使えたと思います。

出張回数が多いビジネスマンや役職が上の人とかはビジネスクラスが当たり前かもしれませんが、エコノミーが基本の人にとってはこういうカードのベネフィットって大事だと思います。(私はビジネスの利用はもったいないと思う人間なので)

ちなみにフィリピンのクレジットカードにプライオリティ・パスが付帯するか調べましたが、ほとんどのカード(上級カードであっても)が有料、もしくは海外でのカード利用を求めています。フィリピンらしいケチ臭さですが、フィリピンのカードのサービスはそれでも以前と比べたら格段によくなっていますが、まあそこはフィリピンなので。


nice!(2)  コメント(4) 

マニラへの荷物の送り方 - 2018年版





フィリピンに何かを送るのにはいろいろな手段がありますが、どの会社もクソ面倒な手続きが必要であったり、法外な通関料を取られたりと一般の人にとってはある意味ハードルが高いと言わざるを得ません。

私も子供がカナダにいた頃にはEMSをよく利用していました。カナダでも郵便局に取りにいかなくてはいけないのはマニラと同じですが、個人的なもので法外な価格を言われたことはありませんでした。

最近も書類をEMSでマニラへ送ったら、到着案内を受取人に送らずにEMS内で保管という事例がありました。以前は書類でしたら事務所まで送ってくれましたが、ついに書類までEMSの事務所(NAIA)まで取りに行かなくてはいけません。今回は到着のNoticeもありませんでした。文句を言っても始まりません。マニラですから。それなりの覚悟をしなくてはやっていけません。どんなに理不尽であっても、不明確・不透明であっても、賄賂を要求されようとも「フィリピン・マニラ」なのでどうしようもありません。そういうことを納得いかなくても仕事や学業や生活をする上で受け入れなくてはいけません。(不本意なのはいうまでもありません。)

話が飛びましたが、そういう劣悪な環境の中、われわれとしても少しでもベストな選択を選ばなくてはいけません。私が最近使っている方法をご紹介します。

1. 個人的なもので急がないもの
以前この記事で「バリックバヤンが使いにくくなるかも」という記事を書きましたが、なぜか脅しで終わった感があるほど未だに変更はありません。普通に送れています。噂では1つ1つの箱をX線検査をしているという噂もありますが、特に急がないようなものはバリックバヤンがやはり最強です。

日本食材店も最近は増えてかなりのものが手に入るようになりました。昔みたいに何でもかんでも送るということはしませんが、やはり食料品などはフィリピンの半額で手に入るので、食料品や日用品を中心に日本から送っています。

2. 法人利用の場合
会社からフィリピンの会社に何かを送らなくてはいけない場合、昔はFEDEXをよく使っていましたが、FEDEXのフィリピンサイド(Air 21?)が通関職員とつるみ、法外な税金を言われたり、荷物がExpressで出てこないので最近はやめています。(周りの会社も同様のことをいいます)

Door To Door (現地通関費用まで日本持ち)の場合はDHLを使うケースが多いです。DHLも融通が聞かない場合が多いので、発払いの場合はあまり利用していません。(DHLは大口ユーザーだと価格表の半額以下で送るケースもあり、ケースバイケースです。)

こちらの発払いの場合、最近よく使っているのがヤマト運輸の「国際宅急便」です。

http://www.kuronekoyamato.co.jp/ytc/customer/send/services/oversea/

基本的にフィリピン向けは個人向けへの送付ができないのが問題ですが、会社から会社に送る際には問題ないと思います。メリットとしては

a.  マニラの担当窓口がUPSなのでそこそこ信用できる
b. DHL、FEDEXよりかなり安い(大きさによる)
c. 追跡が可能
d. 集荷が可能
e. ヤマトが窓口なので発送伝票も比較的簡単に書ける。ヤマト専用伝票

あくまでも個人の感想ですがDHL、FEDEXよりスムーズな通関をしていると思います。

3. 個人から個人
急ぎで個人宛に送る場合、手段がないのでEMSしか選択肢がなさそうですが、コスト度外視でしたらUPSを最近使っています。私の場合、個人宛に送るケースがほぼ皆無なので使ったことはないのですが、UPSの日本窓口はヤマト運輸になっていて、最寄りの営業所から送れるというのが最大のメリットです。またDHLのように登録など煩わしいこともありません。

送料はEMSの3倍くらいかかりますが、現地の通関料を考えたらこちらの方が間違いのない選択かもしれません。個人で送る場合、食料品や衣類などが中心だと思います。このような内容のものを送る場合、EMSに取りに行くのが構わない人で、ある程度の税金を払うのも覚悟の上でしたらEMSという手ももちろんあります。(あの場所まで行くのが煩わしいのは言うまでもありませんし、荷物一つ取りに行くのに半日をムダにするのもバカらしいと私は思いますが)

それだけの労力とコストをかけるのなら、日本食材店で買ったほうが安く済みますし、急がなければバリックバヤンが一番安心です。

しかしバリックバヤンも5月1日から大幅値上げです。今回は20%くらいの値上げです。諸般の事情らしいのですが、ここまでの大幅な値上げは過去にもなかった気が・・・。まあそれでも他と比べたら一番の最安値ですが・・・。

ここで書いた以外にいい方法があればぜひ教えてください。


nice!(3)  コメント(0) 

Becoming Steve Jobsを読んだ





先日本屋さんに行ったらこんな本が売っていたので購入し、あっという間に読了しました。


Becoming Steve Jobs(ビカミング・スティーブ・ジョブズ)(上) ビジョナリーへの成長物語 (日経ビジネス人文庫)

Becoming Steve Jobs(ビカミング・スティーブ・ジョブズ)(上) ビジョナリーへの成長物語 (日経ビジネス人文庫)

  • 作者: ブレント・シュレンダー
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2018/04/03
  • メディア: 文庫




Becoming Steve Jobs(ビカミング・スティーブ・ジョブズ)(下) ビジョナリーへの成長物語 (日経ビジネス人文庫)

Becoming Steve Jobs(ビカミング・スティーブ・ジョブズ)(下) ビジョナリーへの成長物語 (日経ビジネス人文庫)

  • 作者: ブレント・シュレンダー
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2018/04/03
  • メディア: 文庫




いや、面白かったです。Steve Jobsが好きな人もアンチの人もぜひ読んでほしい本です。

Steve Jobs本で有名なのはこの本ですよね。


スティーブ・ジョブズ I

スティーブ・ジョブズ I

  • 作者: ウォルター・アイザックソン
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2011/10/25
  • メディア: ハードカバー



この本はSteve Jobsの裏側まで書いた本として話題になりましたが、どちらかと言えば「Steve Jobsはこんなにクソ野郎」みたいな書き方で、Appleファンの私としては正直不愉快な描写も多かったのも事実です。

この本の冒頭でもそのような事を指摘していて(P34)、「いわく、ストーリーを語る力で「現実歪曲フィールド」とよばれる魔的で害をなす何かを生み出すシャーマンである。いわく、完璧を求めて他人の言葉に耳を傾けない尊大なあほうである。いわく、自分は誰よりも頭がいいと思って忠告など聞かない。生まれた時からずっと半分天才、半分クソ野郎である」

と上記の本で書かれているとし、著者はこう反論しています。(P34)

「私が付き合ってきたスティーブはそんな人間ではない。彼は、そんな単純じゃない。もっと人間的だしもっと涙もろいし、もっと理知的でさえある。(中略)スティーブについて薄っぺらい神話が世の常識になりつつあるとぶつぶつ言うだけではダメだ。自分がひたすらに報じてきた男はこういう人物である、もっと深いところまで見てくれと世に問うべきだ。彼が生きている間はできなかったがいまならできる、という思いである。」

という思いからこの本を執筆したと書いています。著者はブレント・シュレンダー氏でSteve JobがAppleを追われてNeXTを立ち上げた頃から取材をしている記者であり、友人でもあります。有名になった「Steve Jobs」の伝記本よりより深く掘り下げていて、今まで世に出なかった逸話など満載の本です。

実はこの本を読んで不覚にも何度か涙を流してしまいました。一つはスタンフォード大学での有名なスピーチを改めて全文を読んだあと。(P182 - P192)そして愛すべきピクサーをディズニーに売る瞬間の描写(P237)、ピクサーのジョン・ラセターがSteve Jobと最後の別れをする場面(P346)は涙なしでは読めませんでした。

確かに人によって、著者によって感じ方や取材内容など大きく異なると思います。ここで描かれているSteve Jobsは「クソ野郎」の部分も描かれていますが、より人間的な部分、どれだけ自分の会社や家族や友人が好きなのかにスポットをあてています。どんな人間だったのか私が知るよしもありませんが、今回の本に描かれている人物像のほうがよりよりリアルに描かれていると思います。

私が尊敬する経営者の一人ははこのブログでも何度も書いていますが「Steve Jobs」です。世の中で言われている「天才的な」部分よりも、「自分の仕事や会社をどれだけ好きになれるか」、「仕事に自分の人生にどれだけ懸けられるのか」、「自分の時間をどれだけ情熱をもって仕事に取り組めるか」という部分では本当に見習うところが多いです。一方で家族と過ごす時間を何よりも大切にしていたところなど世間で言われている人物像と違うところも魅力的な部分です。私は「Passion」」こそが仕事の原動力であると思っています。そのPassion、熱量を誰よりもとんでもなく持っていた経営者がSteve Jobsだと思っています。

そしてその情熱から生まれた製品を今もこうして使い続けています。Steve Jobsが亡くなったあと多くのメディアが「Appleは終わった」と書きました。亡くなって7年が過ぎようとしていますが「Steve Jobsが生きていたら」というナンセンス極まりない記事を書く人もいます。実際どうでしょう?Steve Jobsが生きていた頃よりも売上高は伸び、販売台数も増やしています。Apple WatchはSteve Jobsが全く関わっていない製品だと先日明らかになりました。現CEOのTim Cookも「Steveが生きていたらこうするだろう」ということは一切考えないそうです。Steve Jobsが残したかったのはそういう部分ではないでしょうか?だからAppleは衰えることなくパッションを持って製品を送り続けています。

改めてスタンフォード大学におけるSteve Jobsのスピーチを全文読んでみました。このスピーチを行ったのが2005年6月16日です。つまり亡くなる6年前、ちょうど50歳になったときです。Steve Jobsは56歳でこの世を去っています。今、私は51歳。Steve JobsがiPhoneを出したのがこのスピーチの2年後です。同じような年齢になったからこそ、あの有名な言葉「Stay Hungry、Stay Foolish」という言葉が私の胸に突き刺さります。

ハングリーでいることができるのか?そしてFoolishでいることができるのか?(このFoolishは「愚直であれ」という訳が有名ですが、この本では「分別くさくなるな」と訳されています。私はいろいろな意味でそのままの「バカであれ」のほうがしっくりきます。)私にとっての金言であり、永遠のテーマでもあります。

ぜひAppleファンの方もそうでない方も読んでみてください。


nice!(3)  コメント(0) 

検索をしないフィリピン人





以前このブログの記事にも書きましたが、飲食のビジネスを通じて思うことの一つは「フィリピン人は検索をあまり(相当?)しない」ということです。

これはうちのカフェのFacebookへの最も多い質問の「カフェはどこにありますか?」という質問をみてもわかります。Facebookにはもちろん住所も書いているし、地図をクリックすれば地図も出てきます。ネットで検索すれば今ではたくさんの検索結果も出てきます。でも未だに絶えない「カフェはどこにありますか?」という質問・・・。もう今ではテンプレートを用意していて、その手の質問にはコピペで回答しているくらいです。

この件については読者の方から「聞いてもらうだけチャンスなんだから」という意見もいただきましたが、その後もその手の質問が絶えないというのはどう考えても自分で調べていないとしか思えません。

そんなことを思っていたら昨日Twitterでこんな投稿がありました。

https://twitter.com/yurikokai/status/994240945334796289

フィリピンでアパレルECをやった時の反省点を書いてくれているのですが、フィリピンでビジネスをする身としてはその内容は「あるある」ばかりだったのですが、やはりこの方も指摘しているのが「フィリピン人は検索をしない」という点です。(このTweetはフィリピンでビジネスをする方には必見です。とても参考になると思います。ビジネスを実際にしていない人がリツイートしている内容はちょっと的はずれなところが多いですが・・・。)

やはり単にめんどくさがり屋の人が多いのが主因だと思いますが、それ以前に「検索サイトはこれだけ便利」というのを知らない人が多いという面もあると思います。今、Googleが日本のTVコマーシャルで検索の仕方をやっていますが、同様にフィリピンの人はGoogle検索で何が得れるのかをわかっていない気もします。同じことが以前私のスタッフの間でもあり、「Googleで検索」ということを一から教えたら、私よりも検索が上手になりました。結局そういう事が原因なのかもしれません。

ただめんどくさがり屋という面は否定できません。先ほどのFacebookの質問ですが、他には「パフェを配達してください」というデリバリーへの依頼が多いこと。マクドでもデリバリーが当たり前なマニラではすぐ「Delvieryできる」と思っている人が多い気が・・・。私は溶けきったアイスを配達するのは嫌なのでデリバリーはお断りしています。めんどくさがり屋さんがきっと多いのでしょう。(何となくわかる気もしますが・・・)

ちなみに上記のTwitterで書いていることにたくさん頷いてしまったのですが、「クレジットカードが普及していない」という部分については最近変わってきていると思います。確かに普及していませんが、今は急速に増えているというのも実感です。持っている人の中で、人によっては数十ペソ、数百ペソでもカードを使いたがります。フィリピンではカードの決済手数料は基本的に店舗持ち。(一部除く)カードで払うとそれだけ店舗側にとっては経費も増えてしまいます。100ペソ以下でもカード決済をしたがる人が多いので、うちではカード端末はあえて置いていません。

上記のTweetにも書いていますが、フィリピンでビジネスを検討するのにあまりネットの情報などをあてにしないほうがいいと思います。「経済成長率が高い」とか「若年層が多い」というデータに踊らされて進出するのはあまりにもリスクが高い気がします。ただ上記の方のように「失敗を経験して成長を勝ち取る」というのはとても大事なことです。失敗も覚悟して進出して、ノウハウを蓄えた上で再出発というのは大いにありだと思います。私もフィリピンでの起業でいろいろなビジネスをしてきましたが、いまのところ「一勝三敗一分一棄権」くらいでしょうか?負けてばっかりですね。そんなにうまいビジネスは転がっていません。やっぱり。今12年前に戻って「フィリピンで投資しますか?」と聞かれたら「うーん」と答えてしまうかもしれません。ビジネスをするのにはとてもめんどくさい国で、純粋にビジネスをするのにはハードルが高い国です。ブログで全て書けるような簡単なことではありません。

この手のことは書きたいことがたくさんありますが、それはまたの機会に。

nice!(3)  コメント(0)