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マニラ空港の汚職体質は無くならない





いつもフィリピンマニラ空港については悪評ばかりで話題に事欠きません。つい少し前は銃弾が故意に入れられて世界的なニュースになり、恐喝は日常茶飯事。車を待っている間にカバンが盗難も日常茶飯事です。私はマニラに来るサプライヤーさんにいつも言うのですが、「マニラの空港を無事に通り抜けられたら、マニラの危険度の80%がなくなったも同じ」と思っています。それほどマニラの空港は危険だと思っています。(重大な危険度はそれほどありませんが)

前回も日本に戻る際にこんな事がありました。I-Cardを持っている人に限った話なので観光客には関係のない話としてお読みください。

I-Cardホルダー(=Visaを持っている人のみ。観光客は対象外です)は正規には出国する度に出国税1620ペソに加えて、2170ペソを払わなくてはいけません。これはECC(Emigrance Clearance Certificate)と呼ばれています。(毎年最初の渡航は2870ペソ。10回出国したら合計で38400ペソを払っていると考えたら、結構な値段ですね。)

なぜVisaを持っている人がこの金額を払わなくてはいけないのか未だに不思議で理由がわからなのですが、ドゥテルテ大統領になってから、「2170ペソに含まれている「Express Fee」は何のことかわからないので、こんな費用は廃止!」ということで2017年は請求されませんでした。(一説ではExpress Feeは税関職員の臨時収入として均等割されていたらしく、一人あたり月額相当な額(3万ペソ以上?)支払われていたのをドゥテルテ大統領が廃止をしました。)2017年は500ペソを引かれて1670ペソでした。

しかし2018年になるといつの間にかこのExpress Feeは復活していました。また2170ペソに逆戻りです。おまけに各部門ごとにExpress Feeを乱発しているらしく、先日更新したI-Cardに全て乗っかっていて、そのために更新料が跳ね上がっていました。(Express Feeを4回出され、それだけで2000ペソ)税関の汚職の温床が復活という感じです。

フィリピン以外にもこのような制度をやっている国はあるのでしょうか?

先日日本に帰る際にいつものように支払おうとすると、金額が「2880ペソ」と書いています。「2170ペソじゃないの?」と聞くと、その札を裏返して「2170ペソ」と書いているのを見せます。つまり2880ペソだと信じている人からはその額を徴収しようとしているのです。本当に性根が腐っている輩ばかりです。

さらに驚いたのは2170ペソに対して2500ペソを渡したのにお釣りを返そうとしないのです。その間にいろいろなことを聞かれ(フィリピンで何をしているのかとか、日本でどこに住んでいるとか)お釣りを忘れさせようとする小細工までします。私はこの方法でお釣りをもらうのを忘れたのことが3回ほどあるのですが、前回も実はこの方法で引っかかりそうになりました。人によっては返してくれる人もいますが、何も言わなかったら書類しか返してくれません。必ず「お釣りは?」と聞かないと向こうからは返す素振りもみせません。確信犯もいいところです。

税関職員、入管職員、手荷物係、ガードマン、警察などいい人もたくさんいますが、各場所で獲物を狙っている人もばかりです。いつも書いていますが、国の玄関である国際空港でそのようなことを繰り返したら印象が悪くなるというのはどうも学習できないみたいです。もう20年も同じようなことばかり繰り返しています。管轄する省庁がそんな感じなので、建物がいくら新しくなってもマニラ空港の汚職体質はずっと変わらないと思います。「自分の給料が少ないから賄賂同然の費用の復活は当然」と思っている時点でこの国はダメです。呆れるを通り越しています。もう本当にこの国の公務員はどうしようもないほどダメです。

空港職員がこれだったらフィリピン国内はどんなのか想像ができます。少なくてもビジネスを営む私には魅力的な国だとは到底思いません。憂鬱以外の何物でもないです。


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kujira

汚職体質ではなく、喜捨を受ける体質ではないでしょうか。持っている人には喜捨をする義務があるというキリスト教の体質です。法体系が進んでいる国でも、また日本でも慣習法が優先する法は有るものです。この場合は違法でしょうが・・笑
外国なのです。この野郎、やるじゃないか程度のことでしょう。注意を払わなければ命が危ないことも有るでしょう。
滞在VISAによりますがPRAのSRRVisaでは出国手数料は不要です。きっとクオータVISAなんでしょうね。SRRVの場合は入出国時にAPECの優先ラインも使えますし、年初のレポートも不要で、不便を感じたことはありません。別途年360ドル必要ですが・・毎年の申請だってネット送金で一発!出かける必要はありません。選び方なんでしょうか
更新記事は楽しみにしています

by kujira (2018-04-28 08:56) 

Akira

Kujiraさん、
イミグレは確信犯ですよ。多分同じ職場内で「こうやってやればお釣りはごまかせる」という情報を共有しています。別のスタッフでしたがやり方は同じでした。普段は情報共有なんて全くしないくせに。そういう知恵は働くくせに「カイゼン」とかはどうでもいい。そういう人種です。

退職者Visaに変えようか真剣に考えましたが、あと何年この国に関わるのかわかりませんので、2万ドル捨てるよりはマシだと思い、今のビザを継続することにしました。I-Card更新の際は「これが最後の更新か」と真剣に思いました。おっしゃるようにQuotaです。退職者Visaは出国税1620ペソは払わなくてもいいんですか?あとDoleからの労働許可証は要らないのですか?そうであればやはり退職者ビザが最強ですね。
by Akira (2018-04-28 11:57) 

kujira

確かにカイゼンについては、いっとき変わっても元に戻る不思議な人々ですね。笑
でもISO管理やビジネススクールでの経験で、欧米風の管理手法を知る三十代も出てきているようです。
Quotaの場合は初めの預託金は見せ金で、後で別目的に流用できると聞いていましたが違うんでしょうか。SRRVでは最低2万ドルは預託され、将来の退会時に基本返金されます。労働許可証は採用社側がAEP手数料としてDOLEに毎年数千ペソ払いますのでトータルでどちらが良いのやら?
きっと制度構築が複数回あり、都度にお金が入る仕組みを考えたのでしょうか。
Quotaを持つ友人は、撤退する場合も休眠会社で放置することがベスト。誰も追っかけては来ないと言っています。確かに入出国はネット管理されるようになりましたがBIRは人も仕組みも能力が不足しているようですね。
by kujira (2018-04-30 08:03) 

Akira

kujiraさん、
確かに若い人の中には今までとは違う感性の人が増えているのも事実ですが、公務員についてはもう絶望的ですね。希望すらない。むしろ後退しているかもしれません。

Quotaは預託金ではなく、Bank Certificateだけでいいので、一時的に入金してビザが取れればすぐにおろせます。(12年前の話)QuotaはAEPが必要なく働けるのがメリットの一つです。年間費用も不要です。働かなくても「Permanent」なので、I-Cardを5年に一度更新していれば日本にずっといてもいいわけなので。日本に1年ずっと滞在してもAnnual Feeは払わなくてはいけないんでしょうか?(多分)

今年になって2週間づつ日本とフィリピンを往復する生活に変えています。非効率的な部分もありますが、ストレス面では大きく改善しました。マニラでもやり方次第でストレスを軽減できそうです。
by Akira (2018-04-30 10:11) 

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