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フィリピン人のサイドライン





昨日の記事で「フィリピン人のサイドライン」について書いたが、もう少し深く書いていきたい。

サイドライン=副業のことだ。ローカルフィリピン人は例外もあるだろうが、お客様と接する機会が多い職種の人のほとんどが手を染めているのではないかと思うくらい「サイドライン」の申し出が多い。実例を挙げて紹介する。

1. エアコン掃除
フィリピンのエアコンは汚れる。半端じゃなく汚れる。(公害のせい)私は3〜4ヶ月置きに掃除をしているが、過去にはいろいろな会社に頼んでいた。そこから派遣されるスタッフの99%から「会社を通さずに直接連絡くれれば直接掃除に伺います。サイドラインです。」と言われた。数社に過去頼んでいるが、例外なくオファーがある。今は業者に頼むのを辞め、自分で会社を興した人に依頼をしているので、サイドラインはなくなったが、エアコン掃除のサイドライン確率は高い。

2. エアコン販売
某日系のエアコンメーカーに直接コンタクトをしてエアコンを購入しようとしたことがある。通常メーカーは代理店を紹介して見積もるのだが、この時は「直接見積もりを出します。」と言ってきたのでおかしいなと思った。実際見積もりが届いてみると、その担当者の名前で送ってきたが、見積もりに記載している会社名が日系のメーカーではなかった。問い詰めると「会社に黙って自分の会社を設立しています。サイドラインです。うちから買ったほうが安いですよ。」とあきれた答え。申し訳ないが日系メーカーに連絡させていただいた。その後どうなったか知らない。

3. Globe
カフェのWiFiはGlobeだ。ネズミに回線をかじられてミーティングを持ったという話は最近の記事に書いた。その後、ケーブルの修復について設置をする部隊(別会社)から連絡があり、どうするか相談があった。すると「サイドラインで私に依頼しませんか?Globeの半額でやりますよ。」と巧みな誘い。一瞬頼もうかと思ったが、トラブルが多いGlobeで、その彼がどれだけ責任を持ってくれるかわからないので、丁重に断った。あとからGlobeから連絡が来て、値段が彼の半分と聞いて、この手のサイドラインには引っかからないようにと思った。

4. ケーブルTV
某ケーブルTVの設置チーム。「サイドラインで○○払えば、会社に黙ってアップグレードしますよ。」と言われ、少額だったので支払ってみると、本当にアップグレードされていてびっくりしたことがあった。数年後、今度はケーブルTVのセールスと称する人が「年間契約をサイドラインで契約したら6ヶ月はタダにしてあげるからどうですか?」とオフェアーされ、以前の経験から疑うことなく現金で支払ったら、実は詐欺師で真っ赤なウソだった。現金は盗まれ彼はトンズラした。

5. ガス配管
エアコンと全く同じオファー。「会社に黙って直接コンタクトしてください。」だって。

6. 車の保険
以前某ディーラーで車を購入した時、保険を会社経由でなく知り合いの保険会社を紹介される。「サイドラインです。こっちのほうがお得ですよ」だって。

ずっと前に書いた記事にコメントがあり、「フィリピン人は99%が泥棒と思え」と言われたが、その後メイドに服を盗まれて逃げられたりしたことが数度あり、あながち嘘ではないなと思っていた。「民度」と言われればそれまでだが、残念ながらその手の民度は下のクラスにいけば低くなる。彼らが所属している会社と全く違うビジネスで、会社に迷惑をかけないレベルであれば許せるかもしれないが、本来会社が得るべき収入を、社員が黙って懐に入れてしまうのは泥棒と同じだ。彼らも手口が巧妙になっていて、なかなか足がつかない様になっている。設置費や技術料など「モノ」の販売には基本、手を付けないが、以前ある会社の社員が会社のストックを勝手に持ち出しているのを見て、驚いたことがあった。

この手の話が本当に多いフィリピン。私はフィリピンでお客様や自分のスタッフを除けば信用できる人は本当にごく僅かだ。心の片隅のどこかで必ず疑っている。騙されるよりマシだから。


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コメント 1

taka

フィリピンに11年ほど住んでいますが、いつも同感させられる内容です!勉強にもなります!
by taka (2018-02-07 17:47) 

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