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フィリピンのガソリン価格はやっぱり高かった





今回マニラに戻ってきて驚いたことがあります。それはガソリンの値段が非常に上がっていることです。

原油高が一番の原因ですが、それに付け加え例のTRAINと言われる新しい税制改革の一つにガソリンの値段を上げるというものが入っていました。昨年まではガソリンの税金は1リットルあたり4.35ペソで、今年は7ペソ、来年は9ペソ、2020年は10ペソになります。今年だけでも2.65ペソ上がっているので50リットル給油したら税金だけで132.5ペソ値段が上がります。

フィリピンのガソリンがどれだけ上がっているかというのがこのグラフです。

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これを見ると2月26日が51.32ペソだったのが、6月4日の価格が58.67ペソと14.3%の値上がりです。日本の同時期を見ると、今年2月の看板価格が¥138.8に対し、6月は¥147.4と6%の値上がりです。国が違うので単純な比較はできないので、これに対するコメントはしませんが高いですね、はい。(6月になって原油価格は下がってきています。)税金の影響というわけではなさそうです。

ご存知のように日本のガソリンの価格は半分が税金と言われています。

スクリーンショット 2018-06-08 23.25.52.png

この図に基づき計算すると、現在の価格¥147.4のうち、税金を引いた本体価格は約80円となります。フィリピンのガソリンの内訳は上述のガソリン税7ペソ以外はちょっと調べきれていません。VATが12%ですので、先程の価格1リットルあたり58.67ペソですと、VATを引いた分で52.38ペソ、ここから新税の7ペソを引くと45.38ペソとなります。これにさらなる税金がかかっているのかは私のGoogle能力では調べられませんでした。

現在の為替レートですとPhp45.38 = ¥93.94 となり、本体価格だけの比較では17%フィリピンのガソリン代が高い計算になります。(何度も書きますが為替レートやその他の理由があるので、単純比較はできないという前提です。また私の調査不足もあるので、それを加味して読んでください。)

私の推測が正しければフィリピンのガソリン本体価格は相当高いと言えます。(多分間違っていると思うので詳しい方はぜひ教えてください。)小売価格の国際比較を見たらフィリピンは安い部類に入りますが、タイなどはガソリン税が高いので、本体価格はフィリピンよりも安いと思います。

推測半分で書いていきますが、ちょっと昔はフィリピンのガソリン業界はカルテルまがいのことをしていたとJICAもレポートに書いていました。

http://open_jicareport.jica.go.jp/pdf/12002077.pdf

今日現在も同一地域のガソリン価格はどこも同じで、ShellもPetronも私の近所のガススタンドのディーゼル価格は44.1ペソで統一されていました。この国はガソリン業界だけではなく、他の業界も法規制がないのでカルテルまがいのことが平気で行われる国です。だからガソリン代、電気代などは競争原理が働いていないので高いままです。国が競争を促さないので何でも高くなるわけです。フィリピンの物価が安いっていう方がいますが、マニラ首都圏に限れば、一部の物価は間違いなく日本より高いです。(流通業も外資規制しているので、少数の小売が牛耳っているのが現状です。まあ途上国にありがちですが。)

ガソリンの話に戻せば、マニラ首都圏におけるガソリンの燃費は著しく悪いです。私の持っているガソリン車で4〜5km/リットル、ディーゼル車で5〜6km/リットルというところです。1時間に5kmも進まないのでそんなところでしょう。ガソリンも高い上に燃費も悪い。日本では私の車は13km/Lは走ります。年間のガソリン代はマニラのほうが高いという結論になります。

駐在員の方は会社負担なのであまり気にならないかもしれませんが、私はガソリン価格はちょっと敏感です。実はちょっとだけガソリンが安くなる方法があります。ガソリン価格が同一なのはマニラ首都圏内の一部の地域?です。EDSA沿い、SLEX沿いはさらに値段が高くなっています。まずそういうところでガソリンを入れないこと。さらにマニラ首都圏外はガソリン価格がちょっと安くなります。今日は仕事でRizalに行ったのですが、ディーゼルの価格は42.01ペソと2ペソ安かったです。

今日の教訓:ガソリンはマニラ首都圏やEDSA、SLEX、NLEXで入れるな。地方の一般道のスタンドで入れろ。

参考にしてください。

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