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フランチャイズは興味がない





MOAのお店を開いてから、他のSMやモールからの問い合わせが多くなった。特に増えたのが「フランチャイズをさせてほしい」という問い合わせである。

私はこのビジネスをスタートした時からフランチャイズはやるつもりはなかったし、今でもそのつもりは全くない。オペレーション上の問題もさることながら、フランチャイズができるほどにビジネスモデルが成熟していないし、何よりも「フランチャイズをしてもらう人に儲けさせる自信がない」ということに尽きる。

仮にフランチャイズをしてもらったとしたら、やっぱりその会社にたくさんの利益を出してもらいたい。しかしフィリピンでフランチャイズをしている会社を見てみるとフランチャイズ料を取って、あとのオペレーションは知らん顔という会社がなきにしもあらず、というかフィリピンではそういう会社が多い。そういう会社に限って、オープンしたあとに売れ行きが伸びず、1年以内に撤退せざるを得なくなったりする。支払ったフランチャイズ料は当然返ってこないし、ドブに捨てるようなことになる。

前回の記事にも書いたが、フィリピンで飲食をやってる人(特に日本人)で、この手のフランチャイズを募る人や投資家を募る人が結構多かったりする。大手の企業ならともかく、1店舗、2店舗でフランチャイズを募った結果、うまくいかない。なぜか?いろいろな理由があると思うが、一言で言えば自分の事を中心にしか考えていないからだと思う。やってもらうからには儲けてもらうのが本筋なのに、明らかに儲かりもしない場所にあるモールの店の話を持ちかけたり、FBなどで繋がって投資を持ちかけたりする。でも彼らにとっての優先事項は自分自身だ。いい車を買いたいとかいい生活をしたい、という目的で平気で嘘をつく。そういう会社に限って、短期間に急拡大を目指す。理由はわからないけど。
 
本当に儲かる自信があるのなら、事業拡大のために私だったら投資家など募らず、銀行に相談をする。銀行で融資をしてもらった方がしがらみがなくていい。なぜ銀行に相談できないんだろうって思う。自己資金がないし、抵当に当てる物件もない。誰もお金を貸してくれないから投資家を募ったほうが手っ取り早いと考えるのだろうか?それともフランチャイズ料と称して支払ってもらう一時的な大金に目が眩んでしまうのであろうか?私はそこまでしてフランチャイズをしたいとも思わない。

あるフランチャイズ関係のサイト(JFAフランチャイズサイト)に、「既存事業のフランチャイズ化を検討する判断基準」として、「契約期間中に正当で永続的な収益が確保できる事業か」ということをまず最初に挙げていた。まさしくそこがポイントだと思う。儲けてもらうことができないのならフランチャイズなんておこがましいことは口が裂けても言えない。(儲かりもしないのに平気で言える人も知っているけど)だから私はフランチャイズはしない。そんな自信がないからだ。

フランチャイズをするとか投資をするとかは最終的に個人の判断だ。損をしても個人で責任を負わなくてはいけない。だからこそ仮にフィリピン向けでそういう話があった場合、リスクを十分に考えて慎重に対応したほうがいい。異国の国で自分がオペレーションを見ることができないのなら、正直勧めない。リスクがあまりにも大きすぎる。他人任せにしてビジネスがうまくいくほど甘くないという話は前回の記事でも書いた。おまけに日本人は飲食店に名前を連ねることができないのも前回の記事でも書いたとおりだ。

フィリピンのフランチャイズや飲食店に投資するくらいなら、フィリピンの株に投資したほうがリスクは少ないと思います。「うまい話には裏がある。気をつけろ」


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