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弱肉強食





マニラに戻ってきて、夕食を食べるために事務所から徒歩圏内のEstancia Mallに行ってきた。驚いたのは前回行った時から1ヶ月も経っていないのに閉店する店が続出していた。

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このモールはCoco壱番屋のフィリピン第一号店ができた場所でもあるが、他にもPepper Lunch、Jipan、Manghan、福岡ラーメンなどが入り、ユニクロもある。しかし、やはりというか近くにできたAyala 30th Mallに客を奪われてしまった感じである。Ayala 30thもEstanciaと似たような店が多いのだが、大きな違いはシネマとグローサリーの有無である。

聞いた話ではAyala 30thのシネマは相当クオリティが高いらしい。各椅子ともスペースが大きく取っていて電動で椅子がほぼフラットまで倒れる(らしい)。そのせいもあり、モールは閑散としているがシネマは満席状態が週末は続くらしい。マニラはろくな娯楽施設がないから多くの人はシネマに行くくらいしか楽しみがない。よってマニラのモールの重要な要素はシネマの有無なのだ。Estanciaもシネマを作っているらしいが一向に完成する気配がない。スーパーマーケットの建設も急激にスローダウンした。正直Estanciaが勝てる要素はほとんどない。スーパーマーケットが開いても時既に遅しだ。今後も撤退する店も加速するだろう。みんなAyala 30thに移るのではないか?

実際にココイチにいた40分の間、客は私以外誰もいなかった。あれではさすがに採算が取れないだろう。私の私見だがフィリピンではカレー屋は成功しないと思う。この数年で3社くらいが参入したがみんな撤退した。ココイチもロックウェル店、BGC店とも閑散としている。「フィリピンは経済が好調」と浮かれて進出してきても決して成功する確率は高くないと思う。多くの新規開店の影で、昔からフィリピンでレストランを開いていた多くの店が撤退をしているのは話題にならない。フィリピン人は熱しやすくて冷めやすい。新しいもの好きだ。でもすぐに飽きる。新規開店時の客の入りを100としたら、1年後には50になると言われている。3年後には30くらいだ。要はレストランが多すぎると思う。過当競争もいいところだ。また一つの店が成功したらすぐにマネをする。お互いが潰し合いになる。(← 今うちのカフェがここ)

最近は安さを売り物にしたレストランも増えてきたが、これも店が増えすぎている感じがする。安さだけなら簡単に真似できる。安さを理由にしてサービスがジョリビーやマクドよりも酷いところもある。(あえて名前は出さないけど) ラーメン屋、とんかつ屋は正直多すぎだ。これからどんどん淘汰されて撤退していくのではないか?

不動産関係、特にコンドミニアムの建設ラッシュは大丈夫かと心配してしまう。一部の物件では値崩れを起こしているらしい。バブルが弾ける手前の予感がする。これで首都圏でテロとか起きたら一発でオシマイだ。

これからフィリピンに進出しようとしている人はよく考えたほうがいいと思います。そんなに甘くはないというのが私の本音です。人ごとのように書いていますが、私もせめて10年は続く店になるように努力していきます。


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MOAに出店して改めて思うこと





6月7日に日本に戻ってきて慌ただしく過ごした後、日曜日にマニラに戻ってきた。日本にいる間も半分くらい東京にいて、ほとんど京都の自宅には戻らなかった。その間に東京で展示会が2つあり、6月13日からの展示会ではフィリピンから過去最多の来訪があった。アテンドやアレンジなどが朝から夜まであったので、久々に疲れた。そのせいで体調を少し崩してしまい、京都に戻っても連日病院に通っていた。マニラに戻ったが今週はミンダナオ島方面への出張が続く。

前回から間が開いてしまったのでいろいろと書きたいことがあるが、また追々書いていきたい。

日本に帰ってすぐに東京ビッグサイトで行われた「カフェ&喫茶ショー2017」に行ってきたが、この展示会は現在の日本のカフェのトレンドが一通りわかるようになっている。

日本においてはコンビニコーヒーの拡大もあり、コーヒー市場は年々増加の一途である。コーヒー関連の統計を見て驚いたのはコーヒーの消費は60%以上が家庭内で消費されていて、カフェや専門店で消費する量は消費全体の2%以下という数字である。カフェの数は10年前と比べて17%、1991年と比べると何と45%も減り続けている。コーヒー市場全体では消費は増えているのにカフェの数が減っているのが現状である。日本ではレギュラーコーヒーの消費がインスタントコーヒーの消費量に近づいてきており、高級化が進んできている。

一方のお茶市場は年々減少傾向が続いていて、若い世代では急須を使ってお茶を飲んだことがない人も多いらしい。お茶=ペットボトルという時代になってきた。ただ日本茶が見直されている部分も出てきていて、輸出は北米を中心に伸び続けている。抹茶は供給が追いつかない状態がずっと続いている。海外先行で日本茶をコーヒーの代わりに飲むことがトレンドになるかもしれない。

フィリピンにおいては「コーヒー」=「3 in 1」コーヒーを連想する人が多く、レギュラーコーヒーを日本のように飲むスタイルはまだまだ時間がかかると思う。A〜Bクラスのコーヒー好きの人たちにはスペシャルティコーヒーという概念が広まりつつあるが、一般人には馴染みのない言葉である。スタバ=最高級コーヒーのポジションなのが現実だ。ましてや「抹茶カフェ」、「日本茶カフェ」などは「なにそれ?」という人もフィリピンでは少なくない。

オープン当初から「フィリピンで日本茶を紹介していきたい」という思いがあり、「宇治茶」にこだわり、品質にこだわってきた。しかし味の善し悪しの見分けがつかないフィリピン人に「クオリティー」ってなんだろうと自問自答している。特に競合のTsujiriが日本の辻利とはかけ離れたクオリティーのものを提供して、もてはやされているのを見ると余計にそう思う。クオリティーにこだわるのか?フィリピン人の嗜好に合わせるのか?

半分趣味で始めたようなカフェであるが、やはり始めたからには利益を出さなくてはいけない。オーナーの思いだけで「クオリティ」とかいいつつも、フィリピン人には合っていないものを提供しても本末転倒である。いくら経っても利益は出ず、倒産するのがオチだ。

フィリピンの飲食で成功するためにはいろいろな要素があるし一概にいえないが、人口比率で70%以上を占めるCクラス以下のクラスを狙おうとするとそれなりの値段のものしか提供できない。Aクラスを狙うのなら日本価格でも行けるが、出店場所が重要になる。スタバのようにネームバリューがないわれわれのようなカフェはなかなか難しい立場である。資金が潤沢にあり。利益度外視で何店舗も出店できるなら別だが・・・。

カフェをスタートしてつくづく思うが、あくまでもコーヒーや抹茶などは「嗜好品」であり、基本的にお金に余裕がある人が来る場所である。フィリピンではその傾向がより強い。お腹を空かせている人はやはり食事にお金を使う。誕生日などのイベントがあってもレストランで行う。決してカフェでは行わない。あくまでも「おまけ」な存在である。メインに上がることはありえない。給料日にも大きく左右される。給料が出た週末は売上が大きく伸びるが、イベントのあと、例えば母の日、父の日の直後の落ち込みはひどい。オマケにカフェは客単価が少ない。数が出なければ話にならない。フィリピンのカフェは本当に儲かっているのだろうか?

スタバを除けばフィリピンにおいてはUCCがカフェ業界での勝ち組の一つだと思う。コーヒーの価格はわれわれよりも若干高いのに、人はそこそこ入っている。食事メニューが豊富なのと、参入時期が比較的早く、コーヒーがスタバより美味しいという口コミが広がり金持ち層に支持され、未だにその支持をキープしている。ちなみにUCCは某フィリピンローカルの大きな食品企業のファミリーがスタートしたビジネスで、個人事業が多いオーナーカフェとは基本的な資本力が違う。

試行錯誤を続けてきているが、カフェで利益を出すためには魅力的な商品開発が不可欠だ。スイーツもより拡充していく。飲料だけで儲けが出てるのはスタバなどごく限られたブランドだけだ。

物販は現在は限られた商品しか置いていないが、今後はラインアップを増やしていきたい。特に需要が多い抹茶に関しては、ずっと販売をためらってきたが、近々販売を開始すると思う。日本でも抹茶はピンきりで、高級なものだと30gで5000円以上もする。Tsujiriさんが30gで1000ペソという強気な値段で販売をしているのだが、フィリピンで誰が買うのであろう?という思いはあるが、需要が高いのも事実である。さすがにまがい物は出せないが、日本人のように抹茶の味がそれほどわかっていないので、高級品を出しても味の区別がつかないと思われる。抹茶の物販はクオリティー重視より値段重視でいいかなと思っている。

飲料についてはローカルの嗜好に合わせた新製品を投入していく。日本以上に緑茶については残念ながら関心が薄い。彼らが好きなのは「抹茶」なのである。新製品については近々Facebookで紹介していく。しばらくは試行錯誤を続けていくが、ローカルにまず受け入れてもらわなければ話にならない。

いろいろと書いたが、まず私自身が客の立場として、「お客様視点」でもっと行きたいと思うカフェにしなくてはいけない。日本の堀口コーヒーでは1杯600円近くする同じコーヒーをここでは350円くらいで提供しているので、それだけでも価値があるのだが、それとケーキを合わせて食べたらシフクの時だ。抹茶ラテも悪くない。宇治茶や抹茶パフェは日本で出してもいけると思っている。

「毎日が修行」だとどっかの坊さんが言っていたが、その通りである。立ち止まる暇はない。
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もういいよ、Globeは





先日の記事でインターネットが繋がらなくなった話を書いたが、一向に前進が見られないので諦めて、日本に帰国した。(半分ウソ。半分ホント。Globeが理由ではなく、以前から決まっていたスケジュールであったが・・。)

今やインターネットは仕事では欠かせないツールになっているのは私に限った話ではないと思う。その大事なツールを使えないのは困るどころの騒ぎではない。日本に戻り、サクサクのインターネット環境のおかげでGlobeに対する怒りはだいぶ収まったが、GlobeはもはやMYクソ会社の筆頭である。何がひどいかといえば、

無視
間違った情報
社内での情報共有のなさ

に尽きる。以前のようにコールセンターに電話しても全く前進が見られないので、最近はFacebookのチャットかメッセンジャー機能、もしくはTweeterでのメッセージを使うのが主流みたいであるが、これがまたひどい。返事をしてくるのは最初の数日だけ。あとは無視。TweeterでGlobeの悪口をTweetしてもナシのつぶて。どうにも前に進まない。

カスタマーサービスという部署にもかかわらず無視をするメンタリティーがよくわからないのだが、PLDTも同様だし、残念だがフィリピンではごく一般の方法だ。このような状況をフィリピン人はどう思っているのかスタッフに聞いてみたら「フィリピンでは当たり前すぎて、文句を言っても仕方がないのでみんな諦めていますよ」という、またやる気のない返事が返ってきた。こういうつまらないことにストレスが溜まることも嫌だけど、それ以上にそれらのことに時間を費やすのが嫌なのだ、私にとって見たら。

また担当者によっていうことが違う。最初に対応した担当者A君は「エリア全体に問題があります」というが、昨日から担当が変わった担当者B君は「エリアは問題ありません。あなたの回線だけダメですね。」という。もう責める気にもならない、バカ過ぎて。おまけに「あなたのWiFi環境が悪いのでは?あなたのモデムを調べたらどうですか?」ときたものだ。そこまで私はバカじゃない。今日の夜になって担当者C君は別のことをいい始めている。

「明日とりあえずお伺いします」と言っているが果たしてくるか?来るのになぜ9日もかかるのか?

フィリピン人相手にやり取りをする限り、この手の話(いい加減な対応)は避けては通れない。解決策などない。フィリピンから離れることのみ。それだけだ。もう文句を言うのも面倒になってきた。

これはGlobeだけではなく、フィリピン人全体に同じことが言えるから不思議である。(フィリピン華僑は除く。フィリピン華僑の悪どさについてはまた記事に書きたい)先日もこんなことがあった。Ace Hardwareというマニラでは比較的有名なDIYショップがあるのであるが、そこである製品を購入した。その製品は他の場所でも値段を取っていたが、Aceだけ異常に安い。「その値段合っているか、本当に?」と聞くと「サー、間違いありません」という。その言葉を信じた私もバカなのであるが、とりあえずカードで購入した。

しかし配達の段階になって「サー、昨日の値段が間違っていました。だから配達はできません。」という。さらに「カードのオリジナルを店まで持ってきて、カードのキャンセル手続きをしてください。他の人に頼む場合は委任状をヨロシク」という。まるでこちらが悪いかのような言い方である。おまけにこちらは既に空港の待合室だ。もうどうしようもない。カード会社に電話して何とかキャンセルの手続きができたが、この件で費やしたムダな時間は容認できるレベルではない。

彼らのせいでこちらの貴重な時間が潰れるのがとてつもなく嫌なのだ。だからAceや家電売場にいる無能な店員の話を聞くよりは自分で調べたほうがよほど早い。間違っていると決めてかからないとあとで痛い目に遭う。

他にもNAIA3のパスポートコントロールで起きた話なども書きたいのだが、長くなるので次回にでも書こうと思う。それにしても東京は楽しい。ギンザシックスとか最高だ。Apple Storeでは至福の時間を過ごせた。どこでもインターネットは速い。フィリピンの100倍は速い。フレンドリーさではフィリピン人に負けるが、仕事の正確性は抜群だ。ムダな時間が極力省ける。ストレスが少ない。フィリピン人で信用がおけるのはうちのスタッフくらいなものだ。

しかしGlobeがないと事務所のスタッフとやり取りができない。ハァ、もういいよGlobeは。おとなしくPLDTにするよ。本当にダメだ、この会社は。


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GlobeがPLDT並のクオリティになってきた





インターネットが使えなくなって早4日目。不便極まりない。仕事にも大きな支障が出ている。

クソ会社はPLDTだけかと思ったらGlobeも一緒だった。初期対応は早いものの、その後のトラブル対応は最悪。PLDTに勝るとも劣らない。今までGlobeは対応がマシだったので続けているが、無視攻撃を続けるのならGlobeに執着することもない。

カフェのインターネットは使えるので、そこで仕事をしてもいいのだが、お客様が使うテーブルを占拠するのも気が引ける。

アジアで一番遅いのはインターネットのスピードだけではなく対応もダントツで遅いと思う。(他は知らないけど)でもインターネット料金はアジアで高い部類だという。さらにGlobeについて書けば、Broadbandの新規申し込み分は何とデータ通信量の上限がある。LTEじゃあるまいし、ケーブル回線になぜ上限があるのかまったくもって謎である。

インターネットがこれ以上使えなかったらPLDTに不本意ながら変えようと思う。どちらでも最悪な通信会社なのは一緒なので。もうすぐ日本に帰るからしばらくの我慢だけど。

あー、ストレスが溜まる。


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