So-net無料ブログ作成

信用のおけないフィリピン人





過去に何度もブログで書いているが、私のビジネスの柱は食品工場向けの機械を日本から輸入し、販売メンテをみる仕事である。このことも以前に記事に書いた気がするが、このビジネスにおいて起業をしてからずっと守り続けている自分向けのルールがある。それは、

「ローカルフィリピン人がオーナーの会社には極力販売しない=お客様は華僑もしくはローカルの会社でも日本と取引がある会社」

というルールである。これは私だけが守っているルールであり、人に押し付ける気もないし、本来なら言うべきことではないかもしれない。

何故か?

理由は一つ。ローカルフィリピン人はビジネスにおいては信用できないからである。

私が扱っている機械の金額は少なくても7桁〜8桁の機械が一般的で、基本的に失敗は許されない。仕様の間違いなども命取りだ。初期の頃にスタッフに見積もりを作らせて、桁を1桁間違えて大騒ぎになったことがあるが、それ以来、どんな見積もりも私自身が作成している。「コップを割った」とか「お釣りを間違えた」というレベルでは済まないからだ。

フィリピン人はとにかく約束は守らない。守秘義務という言葉は都合のいいときにだけ使う。契約書でなんて書いていようとも「なんとかなるだろう」と思っていて、いつでもコロコロ変わる。

昨日もこんなことがあった。カフェで使っている冷蔵庫が壊れて、パーツの見積もりが取り、それに基づいてPOを送付したら、「支払い条件が違う」という。「お前の作った見積書をよく見てみろ」というと「うちの会社の支払い条件は前払いが基本です」と見積書に書いてあったことをもう忘れている。一事が万事これなのだ。どんなに間違っていようが、都合が悪くなると勝手に条件を変えてくる。言い訳をする。そういう「無意味な」やり取りが延々と続く。そういうのがとてつもなく嫌なのだ。

今回の件だって、私だったら「すいません、見積書の支払い条件を書き直すのを忘れてしまい、違う条件を書いてしまいました。申し訳ないのですが支払い条件を変更した見積書を送らせてもらってもいいですか?」という。人間完璧な人間などはいない。間違いはある。その時にどう対処するかだ。素直に謝ればいいのだが、フィリピン人のデフォルトは「言い訳がまず最初」だ。

カフェなどのビジネスならまだ許せる。(許せないこともたくさんあるが)機械ビジネスでは失敗は許されない。「買う買う」と言って、4トントラックで移動しなくてはいけないような機械のデモをさんざんするだけして、戻って機械を故障させておいて「買わない」という人がどれだけ多いか・・・。ダメージの保障の話をするとまた延々と議論が続く。彼らが非を認める訳がない。

最近の若いフィリピン華僑は変わってきたが、基本華僑は「約束を守る」事がビジネスの基本だ。一度言ったことを覆すことも稀だ。「信用」をとにかく重んじる。だから彼らとの付き合いは長く続く。12年起業をしてきて、華僑から回収できなかった事は一度たりともない。問題を起こすのはたいていローカルの人間だ。

華僑は華僑でも話にならない人も中にはいるが、そういう人とは付き合わなければいい。ほんの少数だ。間違ってもフィリピンローカルが社長の会社から何かを仕入れて、他社に販売するなどやめたほうがいい。知らない間に直接コンタクトされて売られているのがオチだ。コラボなど絶対に無理だ。過去何度その言葉に騙されてきたか・・・。何度黙ってこっそり売られてきたか・・・。

もう一つフィリピン人で気に食わないこと。最近「サイドライン」と称し、勤めている会社の本業を自分の懐に納めてしまうスタッフが多いこと多いこと。依頼する方はTPOで使い分けたらいいと思うが、目に余る行為が最近増えている。特定企業を書いたら本人がクビになりかねないので、差し控えるが、ボスの目が届かないところで彼らは何をやっているのかわからない。「それはあかんだろ」ということを平気でやるようになってきた。相変わらず「泥棒の精神」はいつまでたっても治らない。会社の経理で現金を抜かれたなんてことは普通にあるのではなかろうか?

とにかく信用したくてもフィリピンローカルは危なっかしくてとても無理だ。大事なことは自分でやる。手間がかかっても大きな損失を避けるのにはこれが一番。こんなことを書いたらまた何かお叱りを受けそうだが、私のビジネスにおいてはこれが事実である。

さて日本人はどうかといえば、ノーコメントとします。フィリピンにいる日本人はいろいろな方がいますから。


nice!(3)  コメント(2) 
共通テーマ:仕事

nice! 3

コメント 2

kujira

当社の社長(ローカル)は韓国人と中国人との商談は好みません。条件を決めておいても支払わないからです。一部の華僑の方も同様ですね。
勿論、日本人でも千差万別
でも自分からフィリピンに渡来した八割がたの日本人は日本で目が出なかったので一旗揚げたい方が多く、派遣で渡比した人も九割がたの人が日本では競争に負けてきた人です。まともに文化や経営を話せる人は三百数十社回りましたが指で数えられるくらいしか会いませんでした。

by kujira (2018-02-10 20:13) 

Akira

kujiraさん、
私も基本的には韓国人と大陸の中国人とは基本かかわらないようにしています。

フィリピンに来る日本人にはそういう方もいらっしゃるかもしれませんが、私の周りの人の中には大成功をしている人もいらっしゃいます。最近の駐在の方の中にはエース級の人も来ているようですよ。10年前とは様変わりしました。一方で質の悪い日本人も増えてきたなと思います。

質の悪いとは、目的意識もなくただ単にフィリピンに来ている人のような人たちです。まあ自分の仕事に精一杯なので関係のないことですが。
by Akira (2018-02-16 02:31) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。