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12月





フィリピンの12月は嫌いだ。

フィリピン人は12月が1年で最も大切な時である。クリスマスだ。毎日パーティー、パーティー、パーティー。昨日は特にひどかった。飲食店関係がパーティーでどこも7時で閉店。近所の飲食店の半分が閉まっていた。お客様が迷惑を被ろうと知ったこっちゃない。

パーティーで物々ギフト交換。パーティーで景品。だから毎日のようにモールにギフトを買いに行く。モールは凄まじい人であふれる。ここぞとばかりカネがそこをつくまで消費を続け、お金を借りてまでモノを買い、飯を食う。モールはホクホクだ。人がお金を落としまくる。

モールに人が集まるからまわりは大渋滞。12月渋滞はマニラの風物詩だ。仕事にならない。営業なんて行くものではない。通常の2〜3倍は時間がかかる。朝から真夜中まで渋滞。でもフィリピン人にとって12月は大事な月だから関係ない。

12月はボーナスの月だ。フィリピンでは13ヶ月給料といって会社側は強制的に1ヶ月分の給料を払わなくてはいけない。それにプラスしてボーナスも貰える。月初にもらえたらそれを使い切るまで使う。月の中頃にもらう人は毎日がソワソワだ。クリスマスパーティーの景品が何を貰えるか12月中はずっとそれを考えている。ずっとソワソワしている。だから仕事に集中できない。

もう12月はフィリピン人にとって天国だ。

私にとって12月は毎年いい月ではない。機械商売については12月には商談件数がぐっと少なくなる。正直毎年ヒマだ。仕事よりもクリスマスギフトを渡しに行くほうが忙しい。(お客様は、誰が何を持ってきたのかしっかりと覚えている。「全ての贈り物禁止」というオーナーさんも例外ではない。)しかし今年は例年とは違い、毎日のように引き合いが来ていて非常に忙しい。今年年間を通して機械商売は忙しかった。下手をすると月の売り上げの新記録をあげるのではないかと思うくらいの勢いだ。

クッキービジネスは12月の特需に対して、11月末には商品を納めなくてはいけないので12月はヒマだ。

一番ひどいのはカフェビジネスだ。フィリピン人はただで貰えるスタバのプランナー(手帳)に必死で群がる。使いもしないであろう(少なくても使っている人を見たことはない)手帳に18スタンプを求めて、普段買わない人もスタバに行く。およそ3000ペソを投資しているのが、算数ができなくて先を見越せなフィリピン人にはそれがわかるはずもない。3000ペソのうち、スタバにとってはせいぜい500ペソが原材料で、手帳のコストが2〜300ペソくらいだろうから2000ペソが利益だろう。ボロ儲けである。

モールに行ってカネを使い、パーティーでカネを使い、スタバでカネを使う。だから食事の提供をしないカフェには誰も行かない。ましてやモールの中になく、大渋滞の中、わざわざ来てくれる人は少ない。今年で3回目のクリスマスだが、毎年ヒマだ。いっそクッキーのクリスマスバージョンを作って売ったり、クリスマスケーキの販売をしていたほうが儲かるかもしれない。

ボーナスを払って、やるべきことが終えたらさっさと日本に帰ろう。

12月は大嫌いだ、やっぱり。

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コメント 1

bayaw

初めてコメントさせていただきます。

コメントできるとは思いませんで、ロム専でしたが、昨日日本で
長く働いているフィリピン人たちと昼食をとり、話題が特別送金
で困っている。私の結論は「クリスマスの本当の喜びを教えることが大事ですよ」とサンタクロースや物のギフトは商業関係者による便乗だから。自分の子供、家族にプレゼントを買うためのお金を
窃盗や強盗をしてまでしなければならないクリスマスは本当に嫌になりますよね。
by bayaw (2016-12-15 11:36) 

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