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マニラで最近開店した店にいってみた





少し前にマニラに戻ってきました。

いろいろと片付けなくてはいけない事や(BIRのことなど諸々)、展示会の準備(来週から毎年恒例の展示会が開かれます)、カフェのこと、通常の営業などバタバタしてしまい更新が遅れました。

しばらく日本にいたのである意味新鮮なマニラライフですが、渋滞はますます酷くなるばかりです。私の場合、家と会社の往復だけではなく営業という仕事があるので、移動を考えただけで苦痛になります。以前なら40〜50分で行けたところが90〜120分かかっています。水曜日〜金曜日にかけては更に渋滞はひどくなります。以前ならマカティやBGCくらいなら夕食を食べに行くのはさほど問題ではありませんが、今では渋滞があるのでよほどのことがない限りマカティには出かけたりしません。

最近のマニラで感じるのは日本人向けのサービスが本当に多くなってきたことです。レストランや日系の会社の進出だけでなく、フリーペーパーや日本人向けのポータルサイトなども充実してきています。一昔前のバンコクみたいになってきました。日本人としていろいろな選択肢が増えてきたのは歓迎しますが、進出してくるのはビッグネームばかりで、私は個人的にはこれらの動きは面白みに欠けるというか、ちょっと複雑ですね。

そんな中、私の友人が最近マニラで新しいレストランを開きました。やっと先週から今週にかけて行くことができたので紹介します。

一つ目は先日から日本人の間で話題になっていた「Kenshin」に日曜日にお邪魔してきました。行く前は正直「何でこの場所なの?」と思いましたが、意外とすんなりと行くことができました。ここはうちのカフェの隣にある「Takashi」さんのTakashiさんが基本的なコンセプトからメニュー作りなどに携わっている店です。他の方のブログでもよく取り上げられていますが、夜は連日盛況とのことです。なぜこの場所であそこまで大盛況なのか、とても興味があります。詳しくは後述します。

店内の様子。
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大人気のたこ焼きを注文してみました。
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このたこ焼きがフィリピン人に大ウケしているらしく、エンターテイメント性もあり人気が出るのも理解できます。またフィリピンでは見かけない「大ジョッキ」でのビールの提供も受けているようです。またこの店の大きな特徴は「安い」ことです。既存の大手の価格に一石を投じるような価格体系です。既存店のTakashiよりもさらに安い!

今後もたくさんのファンを増やしていくような予感がします。

2つ目が、昨夜おじゃました「Happy Dining」です。友人のたばちんさんが新たなコンセプトで開いたお店です。たばちんさん=ラーメン屋というイメージが強いのですが、今回のコンセプトは「フィリピン人の財布にも優しいDining」ということで、Canteenよりはちょっと高いけど、Canteenよりは美味しい。日本人にとってみたら考えもしなかった新しいコンセプトです。

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このお店も座るスペースもないほどの大盛況です。(詳しくは書けませんが半端な数ではない人が毎日来ているようです。)このお店のコンセプトはずっと前にたばちんさんから聞かされていて、温めてきたプランをようやく実行に移したという感じです。ここフィリピンでフィリピン人が一番食べる料理は当然フィリピン料理です。だけどフィリピン料理は不味いか高いかという選択肢しかなく、「美味しくて、安くて、雰囲気のいい」お店という概念が今までがなかった気がします。

安さを売りにすればCanteenですが、Canteenでは作りおきの料理が当たり前です。もうそれだけで私はダメですね。見栄えも悪いし、スープをご飯にかけて食べるというのも苦手です。手で食べるなんて・・・。脂っこいし、塩辛いし、お酢も使っているし・・・。全てにおいてガサツなフィリピン人らしいというか・・。だから私はフィリピン料理は基本的に食べません。

たばちんさんは常々「フィリピン料理だってちゃんと調理すれば美味しいものは作れる」と言っていました。それを実践しています。何といってもこの店は全てにおいて安すぎです。Kenshinもびっくりするくらいの安さです。ほとんどが100ペソ前後。200ペソを超える料理はないという驚きの価格です。フライドチキンとライスとスープとアイスティーがついて150ペソ以下って・・・。これで利益が出るのかと思いますが、たばちんさんいわく「薄利多売」でやっていけるそうです。

フライドチキン 150ペソ
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ポークアドボ 98ペソ
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上記のKenshinとこのHappy Diningの特徴はフィリピン人をターゲットにしているのはもちろん、C・Dクラスを狙っているということです。フィリピンに住んでいる方にはよくお判りだと思いますが、「日本食」というカテゴリーで一番売り上げている店は多分「Tokyo Tokyo」だと思います。全てのレストランで一番は「Jollibee」です。この2つのお店はそういうところを狙っています。

日本から進出してくるお店はA〜C+くらいがターゲットです。私のお店もA-〜Cくらいを狙っています。そういうお店がC層以下を狙えるかというとブランドイメージもあり無理だと思います。フィリピンに長く住んで、観察して理解してきたからこそできる技だと思います。さらに日本人だからこそできたと思います。創造性のないフィリピン人ではそういう発想が出ないかもしれません。

予め書いておきますが、「200ペソの日本食としては安い」、「100ペソのフィリピン料理にしてみれば美味しい」というレベルで日本人の舌に見合うものではないかもしれません。でもそこには「驚き」が間違いなくあります。驚きがないものは何にも面白くない。最近のフィリピンはそういうのが欠けているから私にはつまらなく思えるかもしれません。

今後の方向性に注目していきたいです。皆さんもぜひ。

Kenshinの場所はここ。


Happy Dining

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橘竜也

フィリピン料理は真面目に作れば美味しいというのには同意します。(そもそもどんな料理もまじめに作れば美味しいとは思いますが)

場所は忘れてしまいましたがマニラ郊外の仕事現場の近くにあったレストランで食べたシニガンは素材のダシがしっかりと出ていてマイルドな酸味で珍しく美味しく頂けました。

父もフィリピンと付き合いが深く、趣味が料理と言う事でフィリピン料理をアレンジしたものは子供の頃から好きでした。

とは言え、フィリピンで食べるフィリピン料理はかなりの確率でハズレなので私もほとんど食べることはありませんが…

東南アジア周辺は仕事で周りましたがタイ、ベトナム、マレーシア、インドネシア料理と比べてフィリピン料理だけ輪にかけてマズイのは何故だろうと歴史や文化の観点から調べようと思ったことは何度かあります。

by 橘竜也 (2016-09-07 04:48) 

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