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フィリピンのBIR(税務署)はどこまで腐っているのか?





前回の記事の続きです。

今までBIRに対しては会計事務所に任せっきりになっていたので、言われた通りの書類を出し、過去に些細な問題はあったものの特に大きな問題にはなっていなかった。過去の役所関係の問題の大部分はBOC=税関との問題であった。

前回の記事にも書いたように、今回は既に数ヶ月に渡ってBIRとの問題が解決していない。会計事務所も「輸入ライセンスの話は直接関係ないから」と、間に入って助けようとしない。問題が長引いているのは誰も間に入らず、BIRとの直接やり取りをしているが為に、彼らに付け入る隙を与えてしまっているからかもしれない。現実BIRの本部ではなく、末端の事務所の同じ人間に好きなようにされている。

前回の繰り返しとなるが具体的に何が問題かといえば、輸入ライセンスの更新のために今まで必要でなかったBIRからの証明書がルール改正により必要となり、その書類をBIRに発行してもらうために必要な書類を出している。しかし本当に必要なのかと思うほど、彼らは会社設立以来10年以上前のデータを洗い出している。結果として彼らのデータシステムに抜けているデータに全て対し、ペナルティを課していきます。最初のクレームは2007年〜2008年までのデータがおかしいとクレームをつけられ、ペナルティを払わされた。

許せないのは前回も書いた2回目のクレームである。2011年のデータが11ページ彼らのシステム上抜けているというのである。しかしわれわれの手元にはBIRのスタンプが押されたオリジナルのデータが残っている。つまり2011年の時点では彼らは間違いなく受け取っているのである。「彼らの落ち度でデータが抜けていた」にもかかわらず、「ペナルティを払わないと前に進めさせない」、と結局彼らは1ページあたり1000ペソ、合計11,000ペソものペナルティを要求してきた。データはわれわれの持つ書類を借りてコピーしなくてはいけないにもかかわらず、である。

これには私もさすがに呆れて、烈火のごとく怒りましたが、会計士からのアドバイスで「我慢してペナルティを支払えばこれ以上遅れることなく書類が発行されるから払っておいたほうがいいよ。」ということで、グッと我慢をして支払いに応じた。お金で済む問題なら払ったほうが手っ取り早いからである。

しかし本日再度BIRからクレームを受けて、2010年の書類が見当たらないから再びペナルティを払えと請求が来た。2007年、2008年、2011年と2度に渡ってペナルティを払う際に2010年のデータが本当に無いのなら、その際に見つからないのであろうか?全くもって理解ができない。ペナルティを払う度に新たな問題を指摘され、全く前進しない。これではいくらペナルティを払わなくてはいけないのか全くわからない。

問題はこれが組織ぐるみの袖の下の要求かどうかわからず、どこに訴えたらいいのかわからない点である。BIRの本部に駆け込んでも相手にしてくれないであろうし、全くの八方塞がりでどうしたらいいのかもわからない。公務員を監視するような機関があれば訴えようもあるだろうが、それさえもわからない。8月、9月は輸入案件が立て込んでおり、このままで行くと業務に大きな問題が起こる。

ドゥテルテ大統領は目下のところ麻薬撲滅に一生懸命なので、BIR改革には未だ着手できていない。噂では8月にもこのような不正を訴えるホットラインができると言われているが、定かではない。

どなたかマニラ首都圏Pasig市のBIRに詳しい方、強いコネクションを持った方はいらっしゃいませんか?もしご存知でしたらぜひご紹介をお願いします。


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だっち

こんにちは、初めまして。
私もマニラで企業しているものです。
いつもブログを興味深く拝見させていただいております。

もしかしたらご存知かもしれませんが、OFFhoreCadという会計事務所に相談してみてはいかがでしょうか。
http://www.offshore-management.com.ph/

BIRにどの程度詳しいかはわかりませんが、私もBIRを含めたいろいろな支払いをまかせている会社です。
社長は日本人なのでスピード感をもって対応していただけると思われます。
ご参考まで。
by だっち (2016-07-19 10:42) 

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