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マニラの水質をチェックしたい





先日の記事で東レのトレビーノについて書きましたが、日本の価格が安かったのでフィルターも含めて、Amazonで購入しました。また仕事の関係上、pHメーター(結構本格的なもの)を購入する機会があり、これを機会にマニラの水について調べてみようと思いつきました。(小学生の夏休みの宿題みたい)ちなみに私は完全に文系の人間なので、トンチンカンなことを書いている可能性があるので、予めご了承ください。

マニラの水、特にManila Waterの水は日本の三菱商事が資本に入っていて、日本の技術が使われているので他の国と比べて比較的安全ということを聞いたことがあります。(以前日経ビジネスにも載っていた)そこでマニラの水質のチェックと言っても、素人がチェックできるポイントを4つに絞りました。

細菌:この細菌の検査は素人で調べるのは無理と判断し、検査はパスします。ただトレビーノはニゴリ、鉄サビ、一般細菌、大腸菌、原虫類などのミクロの汚れをキャッチするそうです。いつか機会があればマニラの細菌類のチェックを検査機関に出してチェックしたいと思います。

pH:酸性かアルカリ性かをチェックします。pHメーターを使用します。

TDS:TDSメーター(Total Dissolved Solids:総溶解固形物)を使って、水の中に溶けている電解質の総濃度を調べます。

塩素:残留塩素を調べます。塩素チェッカーを使用します。

何のことかさっぱりわからないと思いますが、TDSメーターは水中にある無機イオン、カルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウム、鉄、マンガンなどの総量をチェックします。(簡単にいえばミネラルプラス不純物)人によって説明が異なりますが、TDSメーターで水の硬度(硬水か軟水か)が調べることができると書いている人がいます。全く間違ってはいないものの、100%あっているとも言えません。

硬水・軟水とは「水1000mlの中に溶けているカルシウムとマグネシウムの量」を表した数字で、WHOの基準では120mg/l以下を軟水、それ以上を硬水と呼びます。TDSメーターはその2つの物質だけではなく、その他の物質であるナトリウムやカリウムなども測定してしまいます。TDSが高い=硬水と必ずしも言えませんが、一般的に傾向はつかめるとは思います。(ちなみに私の家の水はTDSで62 ppmでしたが、そこに食塩(ナトリウム?)を入れると同じ水なのに188 ppmに跳ね上がりました。お茶なども同様にTDS値は上がります。このようにTDS=硬度とは100%言えません。)硬度を調べるためには硬度計が必要ですが、非常に高価なので今回はTDSで傾向だけを調べます。

ちなみに使用した検査キットは下記の通りです。
TDSメーター:HMデジタル社製 TDS-3
pHメーター:ATAGO DPH-2
IMG_4172.JPG

塩素チェッカー:SUDO 塩素チェッカー
IMG_4150.JPG

前置きが長くなりましたが、まずわが家(日本)の検査結果を。

pH:7.4
IMG_4142.JPG

TDS: 62 ppm
IMG_4152.JPG

残留塩素:0.4〜1.0 mg/Lくらい
IMG_4158.JPG

いずれも基準値以内に入っていました。水は軟水ですね。

次は家にあったミネラルウォーターでチェックしました。

サントリー奥大山の天然水
IMG_4153.JPG

pH:7.1
TDS:36 ppm
残留塩素:ほとんどなし
IMG_4157.JPG

ボトルに表示している数字とほぼおなじ数字が出ました。(当たり前ですが)

何処かからもらってきた「ろ過純粋」という水も家にあったのでチェックしました。
pH:7.1
TDS: 1 ppm
残留塩素:ほとんどなし

日本では市販されている水をつい「ミネラルウォーター」と呼んでしまいますが、このような「ろ過水」も販売されていて、ミネラルウォーターではありません。ろ過水は「蒸留水」、「RO水」などを指し、ろ過方法によって言い方が異なりますが、「純水」と呼んでいるところもあります。このろ過水はミネラル成分なども一切ろ過してしまうのでTDSの値が0に近くなります。超軟水といえますが、水のおいしさを決めるのは「ミネラル成分」という人もいて、ろ過水は非常にまずいという人もいるようです。(私は非常にまずいとは思いませんが、いわゆるミネラルウォーターの方がおいしいと思います。)

フィリピンではこの蒸留水と呼ばれる水がたくさん売っていて、「Absolute」や「Wilkins」などがそれに当たります。これらはミネラルウォーターではありません。蒸留水であり、ミネラルはほとんどありません。(蒸留水が安全な水か否かは議論の余地があるのでここでは触れません)

家にはフィリピンから持ち帰ったボトルウォーターがありましたのでその結果も書きます。が、長くなるので一旦この辺で。
(続く)
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コメント 3

あーちゃ

水は私の専門なので少し。。。

安全かどうかという観点であれば、残留塩素があれば、細菌は、ないと考えていいと思います。
大腸菌等の菌類がいるとそれがもとで、おなかを壊したりしますから。
また、市販されている水で、純水はないと思われます。イオン物質がない水は、pHも測定できないので、導電率(電気の通しやすさを示す)で調べます。
*pHが、アルカリ性、酸性というのは、水の中にH+イオン、OH-イオンがあるかどうかというところなのです。
この辺りは、高校の化学で習っているはずなので、もし可能でしたら、昔の教科書を出してみると書いてありますので参照してみてください。

また、フィリピンの水は、取水する場所が、湖などだと、かなり飲み水にするにあたり、大変かと思います。その汚れを取らないと飲める水にならないので。
マニラの水は、どこから来ているのか?から、調べるのも一つかと思います。
by あーちゃ (2016-06-11 22:38) 

Akira

あーちゃさん、
きっとコメントいただけると思っていました。(笑)

フィリピンで市販されている水は「Distilled Water」か「Purified Water」かミネラルウォーターです。つまり蒸留水か精製水かミネラルかなのです。記事に書こうと思っていますが、TDSメーターで調べてみると蒸留もしくは精製水は1ppmほどです。質問なのですがこれらの水と純水は異なるのでしょうか?

また安全な水かを簡単に調べる方法はないでしょうか?

マニラの水源はご存知だと思いますが、3ヶ所あり、貯水池のような感じです。三菱商事が日本式のやり方を教えていて水道水としてのレベルは高いと聞きます。

(ちなみに私は化学を選んでいないのでサッパリわかりません。)
by Akira (2016-06-11 23:50) 

あーちゃ

一応記事にしました。
残留塩素計もおもちなので
一般家庭でできる範囲としては十二分かと思います。
by あーちゃ (2016-06-14 18:06) 

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