So-net無料ブログ作成
検索選択

フィリピンに住んでいて受け入れられないこと




ちょっと昔に書いてボツにした記事ですが、やっぱり載せることにします。(です・ます調で書いてませんがご了承ください。)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

私はフィリピンで仕事をして、生活をしていていろいろなことを日々体験してきているが、フィリピンの文化とか習慣とかでどうしても相容れられないことが幾つかある。最近では複数の現職警察官が白昼堂々に強盗拉致をしてお金を強奪したというニュースがあったが、あまりにも多い警察官絡みの事件は受け入れられないものの一つである。

その他の受け入れられないことといえば、この国の「チスミス」社会も論ずるに値しないほどみっともない。ましてや同じ同胞である日本人がフィリピン人と同じようなチスミスをしていたら目も当てられない。厚顔無恥でチスミス好きな日本人とは正直あまり関り合いを持ちたくない。

他には「カネがないなら死ね」ということが平気で言えるフィリピンの病院。先日も「1万ペソしかないなら帰んな」と門前払いにし、幼い命が消えたのを最近ニュースで見た。この手の話は本当によく聞く。嘘のような本当の話で、入院手続きをする前に持ち金チェックがこの国では普通である。金がなければ劣悪な公共の病院にいかざるを得ない。一度だけ見舞いがてらにその手の病院に行ったことがあるが、正直そのひどすぎる環境に絶句した。「カネがないならシネ」という病院に限ってどこかの宗教関係の名前を冠していたりする。

この「カネがないなら」という文化は病院だけではない。どこでもある。知り合いの子供が学校への支払いが何か特別な理由で1日遅れたらしいのだが、その遅れた日は学校の教室に出入り禁止を命じられたそうだ。遅れたのは大人の事情であって子供にそういう仕打ちをするのかと呆れてしまった。あ、これも宗教関係の学校であったな。

カネにまつわる話では「払わなければ訴える」という「脅しの文化」は日常の出来事で見られる。公共料金(電話代、水道代、電気代)という日常の支払いでも普通に「訴える」という言葉が頻繁に出てくる。以前うちの会社で勤めていた社員が携帯電話の支払いをしてなかったらしく、会社を辞めてもしばらく会社に電話がかかってきていた。その時の経験から言えば、2回目の請求書に「サービス停止」の連絡が来て、期日以内に支払わなければ容赦なく電気など停められる。そして2〜3回目の警告書を経て弁護士を名乗る会社から何度となく連絡先に連絡が入る。そして弁護士から正式な手紙が届き、裁判所への出頭を命じられる。

日本でもクレジットカードの支払が期日までに行われなかったら直ぐに電話がかかってくるし、カードが使えなくなったりするのは同じであるが、できるだけ穏便に済ませようという配慮がある。いきなり「支払わなかったら訴えるぞ」ということはは少なくても私は知らない。

この「払わなければ訴える」に代表される「○○をしなければさもなくはXXになるぞ」という脅迫文化はこのフィリピンではビジネス上でもよく使われる。

今回の記事を書いた理由は、私の会社がまさに「訴えるぞ」と脅迫されている最中で、腹ワタが煮えくり返っているのが理由である。世界の常識に照らしあわしても私の行っていることは正しいと思っているし、知り合いのビジネスマンに聞いても「間違っていない」と言われている。ここでは詳細は書けないが、別の例であえて書けば、トヨタカムリを購入したのだが外観だけカムリで中身は明らかにヴィオスに入れ替えられていて、支払いの請求だけ矢継ぎ早に来て、「払わなければ訴えるぞ」と言われているような話である。(実際はもう少しややこしいが)ここで相手の言うとおりにお金を払ったらヴィオスのままにされるのがオチなのはフィリピンに住んでいれば誰でもわかることだと思う。この件に関係している大手会社のフィリピン華僑のオーナーさんにも相談をし、全面的な支持も取り付けているので、訴えたかったらどうぞと正直思っているが、気分はムチャクチャ悪い。私の会社に法務担当者がいて、数年にも及ぶ裁判を行う覚悟があったら間違いなく逆に訴えているような案件である。

過去を振り返ってみれば、フィリピンローカルの会社から何かを仕入れてお客様に販売をした場合、何かとトラブルが多い気がする。とにかく何かトラブルがあった時、この国の「脅かせば事が動く」という習慣が本当に性に合わない。フィリピンは「契約社会」というが、その契約が契約として成り立っておらず反故にされてきたことが何度もある。結局なんでもかんでもいい加減である。

上述にもあるがフィリピンでは訴えるに値しないことまで何でも訴えるので、裁判所の仕事が増えるばかりである。だから重要案件の裁判が遅々として進まない。案件が多すぎるのであろう。私は一昔前まで何でもかんでもウヤムヤにしてしまう「許しの文化」が嫌だったが今は「脅迫文化」には正直辟易している。

とにかくこの国でビジネスをさせてもらい生活をさせてもらっているので、ある程度覚悟の上でやってきているが、こういうことがある度に「この国で骨を埋めるのだけはゴメン」と強く強く思うばかりである。脱出まであと何年なのだろうか?その日を指折り数えて待つ。
nice!(2)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

nice! 2

コメント 1

これ読むといいよ

ウッドベルってレストラン、
アンヘレスで1店だけレストランをやってる日本人の悪戦苦闘の日常ブログ。
小さなたかがレストラン1店で裁判などで8年やってるとか書いてあった。

ものさしが違うと判ってても納得いかないですね、笑

大きな目で見て、労働者の首切りしやすさ、その他のメリットと現状利益で相殺するしか、納得の方法がないですね。

by これ読むといいよ (2014-09-15 14:52) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この記事のトラックバックURL:
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。