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フィリピンの日本食レストランが高い訳





先日の記事でも書きましたが、先日ようやく輸入者ライセンスが交付されました。長い間かかりましたが、ようやくといった感じです。

一難去ってまた一難。BOC(税関局)に悩まされたと思ったら、今度はFDA(Food and Drug Administration)という別の役所に悩まされそうです。

日本でも食品の輸入は実は簡単ではなく、商用目的の場合、基本的にすべての輸入食品は届け出が必要です。製品自体の検査が厳しく、時には包装材料が検査対象になったり、禁止の材料を使っているという理由で輸入禁止になったりします。

http://www.asif.or.jp/import2.html#1

しかし食品衛生法に基づき、きちんと検査や審査を受ければ問題なく輸入ができます。

一方フィリピンでは食品を商用目的で輸入しようとすると、

1. BOC(税関局)による輸入者ライセンスの取得(以前のの記事で書いたもの)
2. FDA(保健局)によるLTO(営業許可証、市役所のLTOとは別)の取得
3. FDAによるCPRの取得

が必要です。輸入する以前のプロセスが非常に煩雑です。詳しくはジェトロのサイトをご覧ください。

https://www.jetro.go.jp/ext_images/jfile/report/07001736/processed-food_philippines.pdf

ジェトロのサイトを読んでいただくとわかりますが、途方もない書類やサンプルが必要です。(それ以前にBOCの輸入ライセンス取得に1年くらいかかりますが・・)日本以上にハードルが高いです。

今回カフェで新たな商品を提供しようと考えており、その商品はフィリピン国内では手にはいらないので輸入が必要です。そこで今回調べたところ上記の内容がわかりました。その調べる過程で質問をFDAにしようと思い、100回くらい電話しましたが、一切かかりません。いつものお役所の「無視」状態です。埒が明かないのでスタッフをFDAのあるアラバンまでいかせてようやく上記の情報が得れました。そして聞かされた最も衝撃的な事はLTO取得まで30日、LTO取得まで50日かかるという事実です。つまり輸入申請から最低でも3ヶ月は必要なのです。

具体的にラーメンを例に取ってみましょう。日本から進出しているラーメン店の一部は日本からの輸入食材を使っていると聞きます。それら「全て・基本的に」FDAに上記のプロセスを経なくてはいけません。登録していないものを勝手に輸入して使ったら「基本的に」違法です。ではどのラーメン店もしくはフランチャイズのローカルの会社が申請をしているかと言えば、答えは「No」です。なぜか?それは時間とお金がかかるからです。3ヶ月も待っていたら開店に間に合いません。おまけに一つの品物につき、登録料がかかります。

ではこれらの会社はどうしているか?日本食材店で売っているものを購入するか、もしくはその日本食材店もしくは輸入商社に輸入を委託しているのです。理由はそちらのほうが手間も費用も安く済むからです。

フィリピンの日本食材店の多くは小売店として一般的に認知されていますが、一方で輸入商社としての一面を持っています。彼らはLTOを既に持っているので上記プロセスのうち、1〜2はクリアーしています。あとは全ての食材を登録すればいいことです。一度登録してしまえばあとは楽です。日本食材店に日本から小麦粉を輸入委託をしたら、

小麦粉の費用
日本からの輸出費用
フィリピンの輸入費用(ちなみに原産地証明のない小麦粉の税率は10%+12%VAT+乙仲費用)
輸入商社の手数料(FDAへのLTO、CPRなども含む)

が最低必要になります。これだけでも日本の価格から倍くらいになってしまいます。決して法外な値段を載せているわけでもないのです。私が仮に食材を輸入するなら、労力や手数料なども含めたらそれなりにいただかないとやってられません。

正論を書いてしまうと、運び屋さんがハンドキャリーで持ってきた食材も商用利用とわかれば登録が必要になります。以前の記事でアンチダミーの事を指摘した人がいましたが、正論を振りかざせば、日本人はこの国ではビジネスができなくなります。フィリピンってそういう国なのです。

自国の産業を守るために規制でがんじがらめにしていたのは昔の日本も同じことです。でもフィリピンは根本的に「非効率」でできています。レストランをもし今後開きたい人がいて、調味料を日本から調達していて登録していなければ、それだけでアウトです。ちゃんと登録している業者から買わないとダメです。日本食レストランの値段が高い理由が少しはわかってもらえたでしょうか?(もしかしたら本当にぼったくっている店もあるかもしれませんが・・・)

フィリピンのビジネスは簡単ではありません。

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Globeにまたやられた・・・





気がつかなかった私がバカなのだろうか?彼らからしてみればきっとそうなのであろう。私がバカなのだ。

私はフィリピンで起業する前からGlobeの携帯電話を持っている。もう15年以上になる。起業してしばらくして「Globe Platinium」というよりサービス内容が厚い内容のサービスに変えた。このサービスだといろいろと優先的にやってくれるし、Hotlineも専用の番号がある。

Screen Shot 2017-12-09 at 19.22.45.png

このサービスに申込んだのは今から5年以上も前の話で、その当時はインターネットサービスなどは含まれていなかった。よってそのサービスの他に「Unlimited Internet 999」というサービスに追加で申し込んでいた。ずっと同じサービスが提供されていると思っていた。

ふとあることからGlobeのWebを見る機会があったので、今のプランはどのようになっているのだろうとチェックしてみると、何と現在申し込んでいるプランが大幅にリニューアルされて、同じ値段でインターネットし放題(現実には30GBまで)になっていた。つまりプランに含まれているのにもかかわらず、不必要な追加のオプションを払っていたようなものだ。

今まで → 4999ペソ(基本プラン)+ 999ペソ(インターネット)=計5998ペソ
新プラン→ 4999ペソ(基本プランにインターネットが含まれる)

http://platinum.globe.com.ph/plans/theplatinum-plan.html

やられた、というのが正直なところである。Globeからはプランリニューアルに関する連絡は一切ないし、ニュースもない。新しいプランを見ていなかった私が悪いそうだ。(Platinium Planには専用のコンシェルジェがつくが彼女からもそんな連絡は一切ない。今回見つけた後にどういうことだと文句を言ったら、「見ていないあなたが悪い」と言われた。)日本のようにナンバーポータビリティーのようなシステムがあれば、この場で他のキャリアに変えるのだが、インターネットと同じく携帯電話会社はGlobeかSmartの2択である。どちらも五十歩百歩だ。番号を変えるしか方法はない。

インターネットではGlobeとおさらばしたが、携帯電話はそういうわけにはいかない。うちの会社の営業のほとんどは携帯電話番号で成り立っている。電話番号を変えるわけにはいかない。余計な999ペソを18ヶ月間もアホみたいに払い続けた私自身に腹が立っている。(本音を言えば当然Globeに対してだが)

賢明な読者の皆さんは同じような過ちをしていないと思うが、Globe Platiniumに申し込んでいて、インターネットも別に申し込んでいるような人はぜひプランを見直してほしい。Globeのプランは常に変更されている。私のように「余計な」出費をしているかもしれない。現在のPlatiniumプランにはインターネット接続は既に含まれている。

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さよならGlobe、こんにちはConverge





先日フィリピンのドゥテルテ大統領が中国のZTEに対して、フィリピンインターネット市場に参入をしないかというオファーをしたそうです。これはフィリピンがアジアでも一番遅いインターネット回線に憂慮しているというのが原因のようです。

http://www.philstar.com/headlines/2017/11/20/1760767/duterte-offers-china-3rd-telecom-carrier-slot

以前の記事(GlobeがPLDT並のクオリティーになってきた)でも書きましたが、この国のインターネットを牛耳っているGlobeとPLDTはインターネット回線の遅さもさることながら、会社のクオリティー、スタッフのクオリティー、全てにおいて「最低」のサービスを提供してきました。もう見るのも聞くのも嫌なほど最低な会社で「フィリピンの最低なサービスを象徴している」会社です。市場を限られた会社が独占している弊害の典型的な例だと思います。

支払日が来ていないのに支払いにはうるさいくせに、自分たちの回線が1週間停まっていても返金するわけもなく全く気にしない会社です。こんな会社に大統領が愛想をつかすのもわかる気がします。

そこで最近積極的に宣伝をし始めた「Converge」という光回線のインターネットに申し込むことにしました。20Mbpsで1500ペソ、50Mbpsで2500ペソという安さです。(PLDTの同じスピードのプランよりも安い。最近PLDTが対抗で値下げをしてきましたので一部PLDTの方が安いかも。最初から安くせいよ、PLDT。)おまけにどっかのGlobeとは違いデータ制限はありません。

https://www.convergeict.com/home

申し込みは全てネット経由でできます。申込みが完了するとすぐに連絡があり、設置料Php2500を振り込むように催促されます。早速振り込んで、まあ10日くらいで設置完了すればいいかと思っていたら、何と次の日には設置しに来ました。これにはさすがに驚きました。そして設置も1時間以内に終了です。光回線が来ている近くの電柱から100mくらいありましたが、300mまでは設置料に含んでいるそうです。

で、スピードはどうかといえば今まで使っていたGlobe 3Mbpsと比べたら速いものの、20Mbpsの速さが体感できるかと言えば・・・?ですね。ただスピードテストで計測するといつも速い(笑)。iPhoneで計測してもiPadでもデスクトップでも、上りも下りも20Mbpsは毎回出ています。またファイルのダウンロードやApple Musicの曲のダウンロードなどはメチャクチャ速いです。でもネットサーフィンはそこまで速くないというのは何なんでしょう?また回線が混み合う夜の時間帯(20:00〜24:00)はネットスピードが極端に遅くなります。

Screen Shot 2017-11-25 at 12.00.00.png

フィリピン人の書いたブログでも同じような事が書いていますね。

http://www.baratako.com/converge-fiber-internet-review-worth-switch/

スピードテストやダウンロードでは速いのに、ネットサーフィンでスピードが出ていないのは他に理由があるのでしょうか?日本ではNTT西日本のフレッツ光・隼1Gbpspを契約していますが、やはり最近はスピードが遅いです。(多分プロバイダーのせい)このあたりはもう少し研究したいと思います。

Convergeも開設しているエリアとそうでないエリアがあり、またコンドなどの集合住宅は不可の場合が多いので、その際は対応するまで待ってください。

仕様を開始して1ヶ月が立ちますが、サービス面では大変満足しています。同じフィリピン人の会社かと思うほどです。ただ申込みをする人が増えて、回線が混んできたらやがて品質は劣化するのでしょうか?

また後日使用感を書いてみたいと思います。

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司馬遼太郎の本と一休さん





昨年放送されていた大河ドラマ「真田丸」をきっかけに歴史小説を再び読むようになりました。私は高校生の時に司馬遼太郎の「燃えよ剣」という小説を読んで幕末の歴史にはまり、「竜馬がゆく」なども読み、大学は文学部史学科を一時は本気で考えましたが、就職に不利と聞かされ断念。せめて新撰組が活躍した京都にある大学に行こうと決めました。それからずっと30年以上京都に住んでいますが、仕事で京都の観光名所などにお客様をお連れする以外には歴史から遠ざかっていましたが、最近自分の中で再び歴史ブームが起きていて、日本に戻る度に京都のお寺や神社を訪れています。

真田丸の後に関連の本を幾つか読みましたが、どれも面白みにかけました。しかし司馬遼太郎の本は違いました。真田丸に一番関連があるのが「城塞(上・中・下)」というタイトルの本で豊臣秀吉没〜大阪夏の陣までを描いています。その後時代を遡るように、「関ヶ原(上・中・下)」、「新史太閤記(上・下)」、「覇王の家(上・下)」と一気に読みました。次は「国盗り物語1〜4」を読むことにしています。

学生の頃には「関ヶ原」は読み終えていましたが、この歳になって再び読むと新たな発見が多く、歴史というのはビジネスなどに参考になると思っています。歴史小説のほとんどは丹念に取材や調査に基いて、作者の想像を巡らせながら書いていると思いますが、司馬遼太郎も同様に、ある人物について書かれた過去の文献を丹念に調べ上げた上で小説を書いていると思われます。

上記の戦国時代の小説で中心になっているのはいうまでもなく、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の三人です。この三人の中では豊臣秀吉のような生き方がいいと以前は思ってきましたが、最近本を再び読むようになってからは徳川家康的な生き方もいいなと思い始めています。豊臣秀吉はあらゆる点において「天才」であり、その「天才」をもって運を開いてきた人。一方徳川家康は逆に幼少の頃からずっと苦労人。小説、特に「関ヶ原」や「城塞」では陰湿な悪人のような書き方をされていますが、戦国大名の中でも特に苦労をしてきた人でもあります。家康は常に細々とした命令は出さず、部下に思案をさせ、裁量を与え、部下を信じてきたそうです。相当なケチでずっと昔から使えてきた部下への報酬はごくわずかで、関ヶ原以降は外様大名には大盤振る舞いをしていたそうですが、それにもかかわらず組織の結束力は非常に強かったのは、「やりがい」を各個人に与えていたからではないかと思っています。

歴史はやっぱり面白い!これを機に司馬遼太郎の戦国ものを全て読破し、次はまだ読んでいない幕末ものを読むつもりです。

ちなみに歴史上の人物で好きな人物は?と聞かれると、最近では「一休宗純」と答えています。40歳以降の人なら知っている、あの「一休さん」のモデルになった人です。最近は「オトナの一休さん」というアニメが毎週火曜日午後10時45分から5分間NHKEテレで放映されてちょっと人気が出てきているそうです。昔やっていたアニメは江戸時代に書かれた文献をもとにしたいわば想像上のトンチの一休さんで、オトナの一休さんは史実に基いて描かれています。

http://www4.nhk.or.jp/P4039/

このアニメには私が一休さんを好きになった逸話がたくさん出てきます。ぜひ観てください。

一休さんが晩年を過ごした「酬恩庵」というお寺が京都の南部の京田辺市にあります。紅葉がすばらしいお寺でも有名なのですが、江戸時代初期に作られた枯山水のお庭がとにかく素晴らしい。お寺の中には一休さんが亡くなる前に作らせたという木造(髪の毛や髭は実際の一休さんから取ったもの)や肖像画などが残っていて実際に見ることができます。また境内にはお墓もあり、お墓の隣にある虎丘庵は晩年の一休さんが住んでいた場所です。お墓と虎丘庵の庭は茶祖村田珠光の作と言われています。(11月初旬に特別公開がある)一休さんが村田珠光に与えた公案(=禅問答)が「喫茶去(Kissako)」だったという事を最近知り驚いています。機会があればぜひ行ってみてください。私は時間がある時によく行きます。

写真はフィリピンに戻る前に撮った今年の紅葉です。まだ色づきはじめの頃だったのでピーク時はもっと素晴らしい紅葉が見れます。

IMG_6271.JPG

酬恩庵一休寺:http://www.ikkyuji.org

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iPhone Xがフィリピンでも発売





iPhone Xが日本より約1ヶ月遅れて明日12月1日にフィリピンで発売されます。

Screen Shot 2017-11-30 at 23.38.19.png

いろいろなサイトでiPhone Xのレビューが載っているのでいまさら感がありますが、1ヶ月使用してきた所感を書きたいと思います。

操作性:ホームボタンがなくなったので、やはり当初は戸惑うことが多かったです。でも慣れの問題なので3日後にはiPhone Xの使い勝手のほうが使いやすくなってきました。

とはいっても、

机やテーブルの上でiPhoneを見たいという時が多々あるのですが、いちいち自分の顔を近づけてロックを解除したり、Textやメールが来た時にロック画面を見たいときなどはホームボタンのほうが使いやすいと思うのも事実。両方共存できればと思うのですが、デザイン上それができなくなったのはちょっと残念です。

しかしFace IDで使われている技術は素晴らしいと思いますし、マスクや目を閉じている場合は認証しないなど精度も相当高いと思います。

写真:iPhone 8を持っていないので単純な比較はできないのですが、写真の画質が上がっているのは確かです。普及クラスのコンデジではiPhone Xの方が勝っているのではないかと思うくらいです。ちょっと古い機種ですがHuawei P9と比較しても遜色ないです。

ディスプレイ:OLEDになったそうですが、確かに素晴らしい発色と3Dのような写真にはハッとすることもありますが、それがすごく優位になっているとも思いません。ただiPhone 8 Plusよりも大きくなったディスプレイはそれなりに便利ですし、本体の大きさがiPhone 8並でディスプレイが大きくなったというのはいいデザインだと思います。

買う価値があるかと聞かれたら「YES」と答えます。見栄だけで持っていてもいいし、写真を撮るために持っててもいいと思います。それほどの価値を感じない人もいるでしょうし、高すぎると思う人もいるでしょう。Apple好き、iPhone好きであるなら持っていても後悔はしないと思います。

ただ私はiOS11になったことが自分に取って恩恵が大きいと思っています。私はiPadをよく愛用して使っています。外で外出している時はiPhone、仕事以外はiPad、仕事はMacBook ProかiMacと使い分けていて、最も多くの時間を使っているのはiPadです。枕の横にはiPad、トイレに行くときもiPad(昔は新聞)、ソファに座っているときもiPadとiPadが生活の一部になっています。

出張に出かける時は基本的にはMacBook Proを持ち歩きますが、重量が少し重たいので歩き回る出張の時は正直苦痛の重さです。そこにiPad Proが出て、そして今回iOS11になりました。Fileというアプリに書類が出し入れできるようになり、格段に作業性が上がりました。カバー一体のキーボードをつければ、メールや簡単な書類作成など十分可能です。(出張先ではせいぜいできる作業はそのくらい)またAppleペンで変更事項などのメモも書きやすくなりました。

「iPadやタブレットは使わなくなった」という人もよく聞きますが、近い将来タブレットがノートブックに取って代わるのではないかと思っています。そんなことを表現している最近のAppleのiPadのCMを載せておきます。最後に「What's a computer?」と聞くところがいいです。AppleのこういうCMは大好きです。


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Kissako 3オープン





今は日本にいます。秋の日本、特に京都はいいですね。マニラなど四季が感じられない所にいると変化がなく、面白みも欠けますが、季節感を感じながら生活しているとメリハリを感じます。今回紅葉を見に行ったところをまとめてみました。

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今回日本に帰っている理由は運転免許の更新、パスポートの更新、東京・長野への国内出張などあり、ちょっと忙しかったです。しかし免許やパスポートの更新は本当に便利になったと思います。京都府ですと京都駅前のヨドバシカメラの横に運転免許更新センターというのができて、優良ドライバーはそこで更新が可能です。人が少ないせいか、全く待つ必要がなく、受付から写真撮影まで5分で終わりました。その後の短い講習を受けてあっという間に終了です。パスポートも京都駅構内にあり、19時まで空いているので本当に便利です。

その反面、フィリピンは・・・・。先日も書きましたが、フィリピンという国に生まれてきた人は本当に不幸というかかわいそうというか。パスポート一つ取るだけに数ヶ月。運転免許証をもらうのにも数ヶ月。その間は何もできません。フィリピンは全てにおいてイライラしますが、その中でも役所関係が圧倒的にフィリピンは劣っているというか遅れているというか・・・。前回も書きましたが、フィリピンが急に休みになるのは単純に役人たちが怠け者で、彼らが単純に休みたいからだけのような気がしています。10年以上ここでビジネスをしていますが、根本的な進歩は見られていない気がします。

さて、11月下旬から12月に渡り、バタバタしそうな案件が目白押しです。日本人のほとんどの方にはあまり関係のないお話ですが、Kissako 3がオープンします。場所はMegamallのBldg 1の1階です。今までの店は抹茶中心でメニューを作っていましたが、この店はどちらかと言えばコーヒーをメインにします。日本のスペシャルティコーヒーの第一人者でもある堀口珈琲を中心に「Japanese Style Coffee」としてハンドドリップで出していきます。ブレンドコーヒーは数種類常に提供し、シングルオリジンコーヒーを数ヶ月ごとに種類を替えて提供します。シングルオリジンは他店舗では展開せず、Megamall店だけの提供となります。シングルオリジンを淹れるバリスタも限定し、日本の堀口珈琲のトレーニングを受けた認定バリスタだけが淹れるので、味は安定したものを提供します。その分値段を上げるつもりです。値段を上げる分、その価値が出せるようなコーヒーを提供していきます。またブレンドコーヒーも堀口珈琲推薦のドリップマシーンを導入予定で、味の均一化を図ります。Espressoベースのコーヒーも増やしていく予定です。ケーキ関係も抹茶味に限定せず、いろいろなケーキを提供していきます。

ここマニラでカフェを3年やってきて思うことは、実は珈琲の味を分かる人が本当に少ないなと思います。極端なことを書けばネスカフェとスタバの違いがわからないというか、スタバとうちのコーヒーの違いはほとんどの人はわからないのが現状です。うちのコーヒーを楽しんでくれる人は同じ業界のカフェやレストランのオーナーさんなどです。やっぱりたくさんのいろいろなコーヒー(美味しい、マズイを含めて)を実際に飲まないと違いがわからないと思います。ネットとかで批評・評論をしている人のほとんどが色々なコーヒーを試したことがない人が書いている気がします。(それは日本人も同じかも)「コーヒーのことはオレが一番知っているぜ」みたいな人ほど、砂糖をガバッといれ、ミルクをガバッと入れているのをたくさん見てきました。コーヒーの飲み方はいろいろな方法があっていいと思いますが、砂糖をガバッと入れたら味の良し悪しを比べるのは難しい気がします。

理想をいえば、コーヒー通のひともそうでない人も、それぞれが楽しめるコーヒーを提供し、同じようにその価値をわかってお金を出してくれる人、そうでない人もセレクションをたくさん用意できればいいなと思います。マニラで一杯600円のコーヒーにお金を出す人は限られています。ほとんどいないかもしれません。でもそういうコーヒーがあってもいいと思いませんか?その価値が分かる人にぜひ来てもらいたいと思います。

まあ日本人向けの店ではないので、皆さんの興味もないと思いますが、お近くに来た際はぜひお立ち寄りください。スタバや他のコーヒー屋さんと比べたら遥かにおいしいコーヒーが飲めると思います。それはちょっと自信があります。まあでも来たらガッカリするかもしれないので、日本人の方はお近くのお店に行ってください。うちはあくまでローカル向けです。

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Walang Pasok




昨日11月3日はiPhone X 発売日。予約日に確保できず、1ヶ月待ちを覚悟しましたが、やはり発売日にどうしても欲しくなり、「どうやったら買えるのか」と考えた結果、「もしかしたら大手家電量販店のショップに並んだらいけるのではないか」と考えました。前の日にヨドバシカメラに寄る予定があったので店員さんに聞いてみると、iPhone 8の時も予約以外で入荷があったと聞き、意を決し並ぶことにしました。当日並んでいるのは20人程。それも全て予約の人ばかり。予想は的中していました。フリーの在庫が何個か入荷しており、私はそのうちの1つをゲットすることができました。

iPhone X はすごいです。秀逸です。詳しくはまた別の記事に書きます。

さて今回のタイトル「Walang Pasok」の意味は「明日は休日(仕事がない)」という意味で、ニュースやツイッターでよく見かける言葉です。この言葉を最近よく目にするようになりました。今年はフィリピンに上陸する台風は極端に少なかったのですが、熱帯低気圧や台風が上陸しそうになると毎回学校はまず休みになり、また公務員も休みになる時も多いです。フィリピンの気象警報はSignal 1〜3に区分されていて、1の段階で休みになることが多いです。また交通機関がストライキなどの場合もこの「Walang Pasok」が炸裂します。普通の会社に勤めている人は働いているのに公務員が休みって意味がわかりませんが、先月もJeepnyのストがあり、2日に渡って休みになりました。(うちのスタッフ全員問題なく出勤していましたが)11月2日も一部地域は突然休みが発表されたりして。

とにかく、この気象条件による休みが年間7〜10日。大統領の気分などで突然休みになるのが年間3
〜5日。日本人だとこんなに休んでいたら逆に国民から苦情が出そうですが、基本フィリピン人はナマケモノ。休む方が彼らにとっては幸せなのです。

で、フィリピンは祝日はどれだけあるのかと2018年の場合を数えてみると何と18日もあります。
http://primer.ph/blog/genre/all/2017-07-21-list-of-2018-holidays/

日本は来年は17日で、実はフィリピンの方がたくさん休日があるのです。会社を経営している身としてはこんなに祝日があったらたまったものではありません。特に飲食店の場合は、予定外の休みになったらそれだけ休日手当を払わなくてはいけません。

お子さんがフィリピンの学校に行っていたら上記の休みが丸々休みになります。オマケに土曜日に学校に行くという習慣はありません。夏休みは4月、5月の2ヶ月。11月の学期末の休み。年末のクリスマス休みが2週間。どれだけ休んだらええねん、というほど休みます。日本では「ゆとり教育」が学力低下を招いているとして批判の的になっていますが、フィリピンはゆとりどころの騒ぎではありません。子供の頃から休んでいてばかりでは、大人になってついていけなくなるのは仕方がないかもしれません。

最近までフィリピンの学校は大学までは6年+4年の10年しかありませんでした。最近でこそK12という制度が出来て、6+6年の12年制になったばかりです。12年制にまだ慣れていません。実験段階といってもいいかもしれません。一方で大学に進んだら職業訓練校以上に即戦力の知識や技術を詰め込まれます。だからエンジニアやITプログラマーなど優秀な人が多いのはそのせいです。全てがアホではないですが、日本の学校で学ぶような知識がなくても人材として優秀なのは、大学での勉強が多いに関係していると私は勝手に見ています。大学で本当に相当キツイ勉強を強いられているのをみると、小学校のうちから教えておけばいいのにと思う一方、現実的な大学の教育方針はある意味見習う点もあると思います。




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ようやく取得できた





ようやく取れた。まさにこれが素直な実感です。

昨年からフィリピンの輸入者ライセンスの更新を行って来ましたが、昨年から基準が変わり厳格な審査になりました。毎年問題なく更新を行ってきましたが、まさに青天の霹靂。うちの会社名でもライセンスが中々降りず、結果通関ができず、代行業者に依頼をしてお客様には迷惑をかけましたが、今後は以前の通り輸入業務ができます。ライセンスが取れるまで1年以上を費やしました。

どうしてそんなにかかったかといえば、税関(BOC)側よりもBIRを今回巻き込んだので、簡単には進みませんでした。(BOCとBIRは汚職の温床No.1と2) 過去8年ほど前まで遡って税金の支払状況をチェックされ、不備があったり矛盾があったりするとその度に書類を提出し直すハメに。最後にはコンプライアンスのためにフィリピン人役員全員のNBIクリアランスまで取得させられることに。

このライセンス更新に当たっては、袖の下が通らずどの中小の会社でも1年以上かかって更新している会社が多いようです。

日本においても輸出入者は「税関発給コード」の取得を奨励されていますが、この発給には極めて簡単なシステムで対応して、一週間もあれば完了します。

フィリピンでは最近輸入品についての検査が厳格化していると聞きます。8月にコンテナを代行で輸入してもらいましたが、その時はまだ厳しくなかったので3日で通関されましたが、今は時間がかかっているようです。先日記事にも書いたバリックバヤンも厳しくなっているようなので、今までのように何でも日本から輸出は難しくなると思います。

フィリピンでビジネスをやる際の最大のデメリットは制度がコロコロと変わることです。大統領が変わったら大きく制度が変わります。税関の長官が変わってもコロコロ変わります。その度に業者は振り回されてしまいます。

フィリピンという国は「フィリピン人」を介すると全てがダメダメになる気がします。全部システム化したりロボットで自動化した方が効率的な気がします。フィリピン人が絡むから汚職が蔓延してどうしようもなくなります。以前から税関関係で働く人の派手な豪遊ぶりは以前から有名でした。政治家も同じです。私の知り合いに政治家の奥さんがいるのですが、まあどこからその金は沸いてくるのだろうと思うほどです。数千万ペソするコンドを何件もマカティ市内やBGCに持ち、車はBMWの5シリーズやAlphard、Lexusなど高級車ばかり。毎月のように数百万ペソするバッグや時計を買っています。特にビジネスをやっているわけでもなく・・。

先日の記事ではありませんが、こういう人を見ているとフィリピン人ってかわいそうだなとつくづく思います。ただこういう人は落ちぶれるのも早いです。不思議と。日本人でも同じですけど。苦労もせず稼いだお金は消えるのも早い。儲かったと思って今まで使ってこなかったものに浪費をし、気がついたらお金がなくなっていたというのはよくある話です。

話がそれましたが、本当にフィリピンでビジネスをしようとすると苦労します。先日ご指摘いただいたアンチダミー法もそうですが、落とし穴がたくさんこの国にはあるので気をつけてください。ネットやTwitterなどで「こんな商売やっています」と書いている人ほど、実は違法だったりします。観光ビザで一切のビジネスはできません。1ペソたりとも受け取ることはできません。最低限のことは理解しましょう。


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マニラの驚異的な売上の売店





皆さんは「IRVINS」というお店をご存知でしょうか?1号店はメガモールのファッションモール館の入り口の入ったすぐの場所にあります。最近2号店をBGCのハイストリートの丸亀製麺の目の前に出店しました。

私もある方からこの店のことを聞くまでは知りませんでしたし、毎週のように通っていても気にもかけていませんでした。この店はメガモール(全てのSMかもしれませんが)でいちばん売上が多い売店(キオスク)なのです。本当に小さな小さなブースで、販売しているのはポテトチップスのみ。100gと300gの2種類の大きさと2種類の味だけの販売です。100gが300ペソ、300gが600ペソです。

メガモールの開店時間が10:00とともに販売開始し、毎日12:00には売れ切れるそうです。(2時間のみの営業時間)2号店はまだそんなに有名ではないせいか先日通りかかったときには行列もなく、商品も購入することができました。

毎日の売上を聞いてビックリしました。

1日の売上は毎日30万ペソで一番最初に開店した時の売上は何と140万ペソだったらしいです。もう一度書きますが、販売しているのは2種類の味のポテトチップス、100gと300gだけです。つまり月に900万ペソをポテチで販売しているのです。(売上額は確かな筋から入手しましたので間違いありません。)

先日購入できたので早速試食してみましたが、「Salted Egg味」がやみつきになるという話でしたが、私は「この味の何がスペシャルなのか?」と思うほど普通のポテチでした。でも確かに私の前に並んでいた人は600ペソのポテチを7袋購入していました。

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ポテトが特に美味しいわけでもなく、最近湖池屋さんが販売しているプレミアムポテチのほうが私は好きな味です。IRVINSというのはシンガポール発の会社らしいのですが、何がそんなに受けるのかもう少し秘密を探ろうと思っています。

しかし何がウケて、何が流行るのか全くわかりません。100g300ペソ、日本円で650円もするポテチを買う方も買う方です。日本でポテチは高くても150円までです。この味がそんなにウケるのなら知り合いのスナックメーカーにお願いして同じような味を再現してもらおうと本気で考えています。

こちらが高級品の代表格なら、今フィリピン人の庶民にウケているのが「格安ラーメン」らしいのです。80ペソラーメンを屋台で提供していて、マニラ首都圏のいろいろな場所にオープンしています。味はそれなりのラーメンですが、この価格がフィリピン人のハートをガチッとつかんだようで・・・。

どのようなラーメンか食べたことはないのですが、きっと中華スープの素を水で溶いて、どっかで買ってきた麺と卵とチャーシューを乗っけているのでしょう。まさに「なんちゃってラーメン」であり、望むべくもありません。ましてやそういうものを提供しているのが日本人であるのならある意味ショックですが、店のオーナーはフィリピン人が大半とのことです。

IRVINSのような価格の高いスナックが売れる一方、格安ナンチャッテラーメンももてはやされているフィリピンって何だろうとも思ってしまいます。

フィリピンでのマーケティングって本当に難しいというかセオリーが読めません。


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フィリピン人はかわいそう





相変わらずフィリピンにいて、相変わらず何も変わらないマニラの毎日です。この2ヶ月ずーーと仕事をしていた気がします。でも全然OKです。つまらないマニラの毎日を何もなく過ごすよりは仕事をしていたほうがずっと幸せです。

最近行ったレストランやラーメン屋のことなどちょっと昔なら話題にしていましたが、最近は書くのも億劫になっています。ブログなどで話題になっている店は一通り行きましたが、特筆すべき店はありませんでした。(不味かった店は星の数ほどあるけど)

あ、ラーメン屋と言えば、あのミシェランで初めて星を獲得した東京巣鴨の「Japanese Soba Noodle蔦」がマニラのBGCハイストリートにできるようです。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000035.000005214.html

昨日もハイストリートを歩いていたら改装中のお店を発見しました。このニュースにはちょっとビックリしました。

IMG_3680.JPG

日本でも整理券を朝早くからゲットしないと食べられない超人気店がマニラに来るってすごいですよね。

話は変わりまして、

昨日と今日は全国で一部臨時休日みたいな感じになるそうです。公共交通機関がストライキを決行するとかでお役所や学校は休みになるようです。きっと会社に来れない社員がたくさんいるんだろうな。こういうことを含め「フィリピン人ってかわいそうだな」と思うことがしばしばあります。

こんなことがありました。スタッフの一人がセブパシのセールで格安チケットを手にしたのでパスポートを取ろうとしたら、数カ月先までパスポートが取れないのが判明しました。私もよくわからないのですが、パスポートの申請には最寄りの申請場所まで本人が行って申請をしなくてはいけないのですが、その申請をするために「申請予約」をしなくてはいけないようです。この予約枠がマニラ首都圏のどの場所(パサイ市のDFAとメガモールの2ヶ所)も4〜5ヶ月先まで一杯らしいのです。(現在の状況は不明なので最寄りの機関に確かめてください)つまり航空券が手に入ってもパスポートが取れない状況が続いているらしいのです。

うちのスタッフもその影響でパスポートの予約枠が取れたのが来年1月末。チケットは12月なので捨てるしか方法がありません。さぞかしその申請がややこしいかと言えばそんなこともなく、書類審査、支払い、写真撮影くらいで30分くらいで終わるそうです。

ただ書類審査といっても、これが曲者です。地方出身の人によくあるのが、Birth Certificateがいい加減に書いているので、書類審査が通らないケースが多くあるそうです。スペルが間違っていたとか、汚い字で書いているので読めないとか生まれた年が他のIDと異なるとか、「いい加減な役所」に起因するケースがほとんどです。それを訂正するのがまた一苦労。

フィリピンの役所関係がダメダメなので、こういうことが平気で普通に起きています。同じようなことが運転免許でも起きていました。つい先日まで免許証の紙というか原紙が足りなくて免許を更新しても免許証がもらえないということが起きていました。(今もそうなんでしょうか?)車のプレートなどは、フィリピンで製造しておらず、輸入元が不正を働いていたとかでプレートの発行を停止しているとかで、私の車も購入して1年以上経ちますが未だに新しいプレートは発行されていません。

一昔前の日本のお役所もひどかったですが、ここまでひどかったことはなかったと思います。基本的に金持ちであろうとなかろうとルールに従えばこのひどいシステムに従わざるを得ません。(一方でコネがある人は苦労をしなくても取得できるのが逆にひどいなと思いますが)

結局こういうところが発展途上国らしいところです。他の東南アジアの国のシステムは知りませんが、フィリピンほどひどいのでしょうか?もしかしたらフィリピン以上にひどい国はたくさんあるのかもしれまん。でもフィリピンにずっと滞在してつくづく思うことは「日本人に生まれてきてよかった」ということです。私がフィリピン人に生まれてきたらやっぱり海外に脱出することを目指すと思います。「金持ちはもっと金持ちに。貧乏人はもっと貧乏に。」なる国なので夢も希望もありません。もっとも最近の日本の息がつまるような雰囲気も嫌ですが。


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