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フィリピン人の賞味期限





今回のリオ五輪はたくさんの金メダルラッシュで日本は盛り上がっています。フィリピンではバカの一つ覚えみたいにバスケットばかりなのでテレビ中継もやらないので盛り上がりはイマイチです。(今年はウェイトリフティングの銀メダルでちょっと盛り上がったかもしれませんが)

先日背泳ぎ男子の入江選手がこんなことを言っていました。

「賞味期限は切れているかもしれないけど、消費期限は切れていない」

ご存知だとは思いますが、一応説明しておきます。

賞味期限:開封していない状態で、表示されている保存方法に従って保存したときに、おいしく食べられる期限を示しています。
消費期限:開封していない状態で、表示されている保存方法に従って保存したときに、食べても安全な期限を示しています。

(農林水産省HPより抜粋)

要は入江選手は「選手としてのピークは過ぎたかもしれないけど、まだまだ使える」という意味合いで発言したと思います。

私もサラリーマン生活、起業してからの経験を通じて、ビジネスにも賞味期限と消費期限は必ずあると思っています。(本来の意味の期限ではなく、ビジネスにおけるピークとどのくらい使えるかという意味において)一番わかり易い例えの一つがフードビジネスです。スーパーに並んでいる商品や外食産業にも流行があります。先日もニュースになっていましたが、ちょっと前にもてはやされていたクリスピークリームドーナツがどんどん閉店をしていると取り上げられていました。私は最初から甘すぎるあのドーナツは苦手でしたが、案の定日本人には受け入れられなかったようです。できた当初はすごい行列だったのに・・。

私もフィリピンではラーメンが昨年流行った時にはよく行きましたが、今では看板を見るだけで胃がおかしくなりそうです。あれだけ「ラーメン」と騒いでいたフィリピン人はどこに行ってしまったのでしょう?

スーパーに並ぶ新商品の生存率も3%とか0.1%とか言われていますが、ロングセラーになる商品は本当に数少ないといわれています。それくらいビジネスにおいては生き残ることは難しいと思っています。

会社における出世レースでも同じです。会社にとって使える人間か?さらに素晴らしい成績を残していけるのか?会社生活40年近く消費期限のみならず賞味期限を維持するのはこれも大変な努力が必要なことです。会社生活だけではなく、会社を経営していても同じように賞味期限・消費期限も当然あります。ずっと会社が順調に業績を上げている会社は数少ないと思います。必ず浮き沈みがあります。

話が長くなりましたが、フィリピンでビジネスをしていますとフィリピン人のクオリティの劣化度合いにびっくりすることがあります。「浮き沈み」が誰しもありますが、フィリピン人を見ていると劣化ばかりです。ある日突然改善して賞味期限になるような人はあまり見たことがありません。せいぜい消費期限をずっと継続しているのがいいほうです。

例えばドライバー。過去数多くのドライバーを雇いましたが、ほぼ100%6ヶ月を過ぎると劣化が始まります。時間を守らない、エアコンをつけたまま待機する、お釣りをごまかすなどどんどんエスカレートします。今雇っているドライバーは過去の中で一番優秀かと思いましたが、やはり時間にルーズになり、言い訳を多くするようになります。先日など急に「休む」と言い出したので、理由を聞くと「サイフをなくした。免許がないから運転できない」ということだったので休ませましたが、夕方になり「サイフが見つかりました」ですって。バカにするな!

フィリピンでは180日以上継続して勤務すると正社員にしなくてはいけないというルールがありますが、以前はずっと「なぜ180日なんだ」と疑問に思っていましたが、こちらでビジネスをしてみてわかりました。クオリティが劣化するからです。(最初から使いものにならない人がほとんどだけど)この180日というのが微妙な具合でいい設定です。先人の知恵はすばらしい!

ドゥテルテ大統領がこのルールを廃止して、「全員正社員ルール」を制定すると言っていますが、私は大反対です。優秀な社員なら180日なんか待たずに最初から正社員にします。ダメで劣化する人が多いから後で大問題になります。私は「一生契約社員」というルールを制定してほしいくらいです。

まあこれも教育次第だとは思いますが、幼少から受けてきた教育が甘やかされているので、フィリピン人はみんな幼稚園児に見えます。まあそういう人たちから賞味期限(使える人材かつとても役に立つような人材)が出てくるのは難しいかもしれません。

私?賞味期限はとっくに過ぎています。何とか消費期限を保とうとしていますが、世間の水準からいえばもう使いものにならないかもしれません。フィリピンで働いている人で日本の労働環境についていける人とかいるんだろうか?(だからといって日本の環境がいいともうらやましいとも思わないけど)



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フィリピン人には考えさせるな





お盆前からお盆中にかけてフィリピンから来客があり、それに対応していました。その前にもフィリピンからの来訪があり、心身ともちょっと疲れたので、お盆中は何もせずゆっくりさせてもらいました。

このお客様は華僑のお客様でマニラにいる時にも公私ともども仲良くさせていただいていて、よくビジネスに関することも相談させてもらったりしています。

今回日本にいる間、ずっと一緒だったので食事の時などに雑談をしていましたが、彼が思うフィリピンでのビジネスの難しさ、という話題に今回なりました。中規模クラスのフィリピン華僑の多くはファミリーで会社を経営しようします。今回の方も息子さん3人いて、長男はビジネスコース、次男はエンジニア、三男は食品化学といずれも事業に関係のある学校に通わせています。それがごくごく普通です。息子さん達も小さな頃からお父さんのビジネスを手伝わされたりしているので、跡を継ぐという意識がとても強く、精力的に父親をサポートしています。

話は少しずれますが、いい悪いは別にして、また甘やかせる厳しくするも別にして、一部華僑は上手に後継者を育てているなと思います。共通しているのは小さな時からビジネスに何らかの関り合いをもたせようとしていることです。高校生くらいになったらお父さんの手伝いをしたり、商談を横から見ているということは普通にやっています。一方で私と同じくらいの世代の華僑は子供を甘やかせる人も多く、ある知り合いの華僑の人は、自分の子供を自分の事業とは全く別のコースに進ませ、ビジネスの手伝いもさせず、結局全く違うフィールドの仕事についたお子さんをたくさん見ています。日本人もフィリピン人もその点からいえば下手くそですね。甘やかすから我慢することを知らない。自分に何も能力がないのに人のせいにする。仕事は長続きしない。そういう人が増えている気もします。

話は戻り、今回この華僑が抱えている問題という話題になり、ファミリー以外に信頼できるローカルフィリピン人(華僑以外の)がいないという話になりました。会社に対して忠誠心がなく、何か問題があればすぐに言い訳をしたり、責任転嫁をして、自分の仕事に誇りを持つ人がいない、と嘆いていました。だから重要なポストは自分のファミリーに任せざるを得ない、と話していました。

華僑の人も同じ悩みを抱えているのだなと感じてしまいました。ある程度の大きな規模の会社になったら自分の右腕となるような人が現れて、実際のオペレーションを動かしてくれるのでしょうが、中規模クラスだとわれわれが抱えている問題と同じようなことを抱えているようです。

もう一つ盛り上がったことは「ローカルフィリピン人に仕事上で考えさせたらダメ」ということです。別の言葉でいえば、フィリピン人に判断をさせたらダメだということです。彼ら(フィリピン人)が良かれと思って行動するかは別にして、その判断の多くがとんでもないことになる事が多いそうです。だから一から十どころか一から百くらいまできっちり指示して、彼らの考えが行動に反映しないようにすることが大事、という話になりました。

私はこの点は1000%同意します。フィリピン人のいいところはそういう指示をきちんと出せばそれに従うことで(失敗することも多いのですが)、東アジアの人のように「自分が自分が」ということはほとんどありません。だから技術を盗んだり、アイデアを参考にして自分で試してみるようなことは少なく、自分で起業して何かをしようという人も少ない気がします。(いわゆる奴隷文化が根付いているから)だから普段は何も考えることなく「カイゼン」とは正反対のことをやっているので、自分で考えて何か行動を起こした時にはとんでもない判断をします。申し訳ないですが、「よく考えたな、偉い」という機会が非常に少ない。

できるフィリピン人は与えられた指示、権限の中で動こうとする人で、ボスの意志に沿わないことは絶対にやりません。(うちのエンジニア君は私がやってほしいこと、嫌なことをよく理解している) 面倒かもしれませんが、一から十まで指示をすることがフィリピンでのビジネスでは重要かなと思います。自分が下した判断だから腹が立つことも少なくなります。任せてロクな判断をしないからハラが立ちます。そのためにはボス自身が十分にそれらのことを理解をしないことにはいけないと思います。人任せや奥さん任せでは何を指示すればいいのかもわかりません。奥さん任せにしてうまくビジネスを動かしている人は見たことがないです。(一方でフィリピン人は見栄やプライドだけは高いからやっかいなのですが)




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アストライド





数少ない同じ年のミュージシャンのスガシカオのこの曲。



彼の曲にはいい曲がたくさんあるけれど、最近一番ハマっている曲。もう100回くらい聞いた。

苦労した人だからこそ生まれた曲。この曲を聞いて自分を奮いたたせる。

10月30日の彼のライブのチケットが手に入ったので行くつもりです。


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フィリピンの夜明けは遠い





先日こんなニュースが流れていました。

http://www.sankei.com/world/news/160803/wor1608030037-n1.html

麻薬容疑者400人射殺はドゥテルテ大統領ならやりそうなことで驚きもしませんが、麻薬中毒患者・密売人57万人が自首してきたというニュースは日本人の私だけではなく、フィリピン人も驚いたようです。

57万人って・・・・。どんな国だよ、フィリピンって。

しかしドゥテルテ大統領はどうして麻薬撲滅に「超法規的」な方法まで使ってそこまで一生懸命になるのでしょうか?ドゥテルテ大統領自身が説明しているのは主に下記の3点です。

1. 麻薬常習者になると麻薬がやめられないので、麻薬を買うために犯罪に手を染める。
2. 麻薬常習者は自制が効かず、レイプや殺人などを起こす。
3. 麻薬常習者に麻薬を売りつけるシンジケートが存在し、多額の利益を得ている。

犯罪撲滅を掲げているドゥテルテ大統領なので、その犯罪の根源となっている麻薬撲滅に躍起になっているのはわかる気がします。しかしフィリピンで生活する身としてはそこまで麻薬が浸透していたという事実に驚かざるを得ません。57万人は自首してきた人数です。フィリピン人は基本ビビリなので「超法規的」殺人が平然と行われているのを見て、ビビって自首してきたのだと思いますが、自首してきていない人も相当いるわけで、100万人以上の人が関わっていると見てもおかしくないと思います。

日本の麻薬・覚せい剤で捕まった人が2014年では13,437人(厚生省のデータより)なので、この数字がいかに大きいかわかります。100万人超となると全人口の1%にもなります。

昨日ドゥテルテ大統領は「Drug Protecter」と呼ばれる麻薬密売人リストを実名で公表しました。裁判所の判事、検事、政治家、警察、軍の関係者、ビジネスマンなどが多く含まれています。政治家の中には現職の市長など多く含まれていますし、「麻薬王」と呼ばれている人にドゥテルテ大統領自ら会い、非常に強い警告を発しています。

彼らは麻薬を売りつけることで莫大な利益を得て、政治家たちはそれらの密売人を擁護することで同様に利益を得ています。ドゥテルテ大統領は麻薬撲滅に一定の道筋がついた時には、次は違法カジノの摘発に乗り出す姿勢を示しています。この違法カジノについては、私の知っている人も絡んでいて、やはり同様に巨額の利益を得て、本人たちは相当リッチな生活をしています。(一部日本人も違法カジノに絡んでいると聞きます。)

今回57万人が自首してきたと聞き、改めてフィリピンという国の闇の部分を見た気がしますし、本当に恐ろしい国だと思いますし、どうしようもない国とも思います。最近の経済の好調さに伴い、多くの日本人がフィリピンに来ているようですが、こういう現状もよくわかっていただきたいと思います。経済が発展して、街も綺麗になっていくと「安全」だと勘違いをする人も増えてきます。UberやGrabタクシーでさえも犯罪が起こっています。フィリピンってそういう国です。

私個人的にはドゥテルテ大統領にはどんどん取り締まりを強めていってほしいですし、薬物だけでなく、税関・BIR関係者で利益を得てきたものにも厳正なる対処をしてほしいと思います。(心の底からそう願う。)

先日もこのブログのコメントで「フィリピンの夜明けは遠い」といただきましたが、本当にそう思います。上っ面で好調そうな経済に釣られてフィリピンに来たりすると痛い目に遭います。いろいろな意味で「マニラの夜明け」はまだまだです。今は深夜0時くらいって感じでしょうか?




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「P」のつく場所でビジネスをするな





前回の記事のあといろいろと忙しくて、更新するまで少し時間が開いてしまった。

前回から今日までの出来事を記事に書こうと思ったがあまりにもいろいろなことがあり、ポイントだけ押さえていこうと思う。結論からいえば今月末の船積みに間に合わせるのは諦めた。別の方法を模索している。

今回の件でOffshore ManagementのShuseiさんに相談させてもらった。アドバイスを何点かいただき第一関門は突破したものの、第二関門はさらにハードルが高くなり、さらにSECも巻き込む羽目になり、SECのクリアランスをもらうだけでも3週間かかると言われ、流石に8月末の大事な輸入案件については自社での通関は諦めざるを得なくなった。

Shuseiさんに相談してわかったことはPasigのBIRは特に酷いということ。またBIRのミスも数多くあり、言っていることを真に受けて信用してはいけないということ。「P」がつく場所(Pasig、Pasayなど)でビジネスをしたらいけないということを教えてもらった。まさにPasigは「P」のつく最悪の場所だと思う。

どこかのランキング調査で国別のランキングを示すものがあったが、フィリピンは「起業のしやすさ」では2015年のデータで161位とASEANの中でも最下位クラスである。手続きの数の平均が16個、34時間らしい。OECD平均が4.8個、9.2日らしい。まさに今回直面しているのは同じようなことである。

今回感じたのが輸入許可ライセンスを取るのに「なぜそこまでの書類がなければいけないのか?」ということである。必要な書類の取得一つ一つが非常に煩雑で、何とBIRの各部署6ヶ所から証明書を取らなくては発行されない。1ヶ所の証明を取るのに3ヶ月かかった。今回揉めた半分がいい加減なBIRの事務処理(Taxの支払いを済ませているのに記録に残されていない)で、1/4が会計事務所のミス、1/4がわれわれサイドのミスとわかった。今もBIRの本部からの証明書を取得するためにはSECの書類が必要で、その必要日数が3週間かかるらしい。もう一事が万事こんな感じである。

とにかく提出する書類の必要性が全く感じられない。会社を設立するよりも100倍難しいという印象である。もうまともに役所を相手にしていたら何年経ってもビジネスはできないと思うくらいである。ここまでの書類を要求されるイコール商売の阻害をされているのと同じことだと思う。

日系企業ですんなりと輸入ライセンスを取っている会社なんてあるのだろうか?個人で起業をしている人で何も裏技を使わずに(滞在ビザや就労許可なども含めて)ビジネスをしている人などいるのだろうか?バリックバヤンボックスで個人用途以外のものを送ったら違法である。新鮮な食材をハンドキャリーしたら植物検疫やFDAの検査を受けなければいけない。就労許可を取らずに働いたら違法であり、毎年の更新が必要である。(一部ビザは除く)

話は変わるがフィリピン人のパスポートの更新に必要な日数は3ヶ月かかるらしい。バカバカしい話である。どうやったら3ヶ月もかかるのか逆に教えてほしいほどである。何かこの国の役所は感覚がまともじゃないようである。だから汚職も蔓延する。

先日カフェで使う食材の購入に新規の業者から買おうとしたら「新規だから登録が必要アルヨ。おたくの会社の〇〇やXXや△△の書類出してね」と言われた。現金取引での話である。われわれが買い手である。その書類の中には他の食材をどこから仕入れているのか、という企業秘密に関わり、全く取り引きには必要と思わないような情報や書類もたくさん含まれている。考えて依頼をしているのだろうか?この国の人間は結局バカばかりなのか?

以前から思い続けているフィリピンでビジネスをするのがバカバカしくなってきている。結局今回も使いたくもない裏技を使うしかない。そんな裏ワザは経費としてまともに計上できないものばかりである。は~ぁ。

「P」のつく場所でビジネスをするな?「Philippine」もそういえば「P」がついているじゃないか?

(次の記事こそ楽しい話を書こうっと)


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フィリピンのBIR(税務署)はどこまで腐っているのか?





前回の記事の続きです。

今までBIRに対しては会計事務所に任せっきりになっていたので、言われた通りの書類を出し、過去に些細な問題はあったものの特に大きな問題にはなっていなかった。過去の役所関係の問題の大部分はBOC=税関との問題であった。

前回の記事にも書いたように、今回は既に数ヶ月に渡ってBIRとの問題が解決していない。会計事務所も「輸入ライセンスの話は直接関係ないから」と、間に入って助けようとしない。問題が長引いているのは誰も間に入らず、BIRとの直接やり取りをしているが為に、彼らに付け入る隙を与えてしまっているからかもしれない。現実BIRの本部ではなく、末端の事務所の同じ人間に好きなようにされている。

前回の繰り返しとなるが具体的に何が問題かといえば、輸入ライセンスの更新のために今まで必要でなかったBIRからの証明書がルール改正により必要となり、その書類をBIRに発行してもらうために必要な書類を出している。しかし本当に必要なのかと思うほど、彼らは会社設立以来10年以上前のデータを洗い出している。結果として彼らのデータシステムに抜けているデータに全て対し、ペナルティを課していきます。最初のクレームは2007年〜2008年までのデータがおかしいとクレームをつけられ、ペナルティを払わされた。

許せないのは前回も書いた2回目のクレームである。2011年のデータが11ページ彼らのシステム上抜けているというのである。しかしわれわれの手元にはBIRのスタンプが押されたオリジナルのデータが残っている。つまり2011年の時点では彼らは間違いなく受け取っているのである。「彼らの落ち度でデータが抜けていた」にもかかわらず、「ペナルティを払わないと前に進めさせない」、と結局彼らは1ページあたり1000ペソ、合計11,000ペソものペナルティを要求してきた。データはわれわれの持つ書類を借りてコピーしなくてはいけないにもかかわらず、である。

これには私もさすがに呆れて、烈火のごとく怒りましたが、会計士からのアドバイスで「我慢してペナルティを支払えばこれ以上遅れることなく書類が発行されるから払っておいたほうがいいよ。」ということで、グッと我慢をして支払いに応じた。お金で済む問題なら払ったほうが手っ取り早いからである。

しかし本日再度BIRからクレームを受けて、2010年の書類が見当たらないから再びペナルティを払えと請求が来た。2007年、2008年、2011年と2度に渡ってペナルティを払う際に2010年のデータが本当に無いのなら、その際に見つからないのであろうか?全くもって理解ができない。ペナルティを払う度に新たな問題を指摘され、全く前進しない。これではいくらペナルティを払わなくてはいけないのか全くわからない。

問題はこれが組織ぐるみの袖の下の要求かどうかわからず、どこに訴えたらいいのかわからない点である。BIRの本部に駆け込んでも相手にしてくれないであろうし、全くの八方塞がりでどうしたらいいのかもわからない。公務員を監視するような機関があれば訴えようもあるだろうが、それさえもわからない。8月、9月は輸入案件が立て込んでおり、このままで行くと業務に大きな問題が起こる。

ドゥテルテ大統領は目下のところ麻薬撲滅に一生懸命なので、BIR改革には未だ着手できていない。噂では8月にもこのような不正を訴えるホットラインができると言われているが、定かではない。

どなたかマニラ首都圏Pasig市のBIRに詳しい方、強いコネクションを持った方はいらっしゃいませんか?もしご存知でしたらぜひご紹介をお願いします。


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フィリピンは本当に変わることができるか?





毎度毎度のことであるが、フィリピンのBIR(税務署)と揉めている。輸入ライセンスの取得にBIRからの証明書が必要なのだが、今年の4月から難癖を付けられてライセンスの更新ができずにいる。会計をお願いしている会計士も問題だし、うちのスタッフにも問題があるが、最大の問題はBIRである。今回の問題は「書類のコピーがBIR上のファイルに見つからないからペナルティを払え」という理由だそうだ。われわれが提出を忘れたのでもなく、ちゃんとわれわれの手元にはそのコピーがあるにもかかわらず、BIRが紛失したという理由で11,000ペソのペナルティを払えという。

こいつらは正直バカなのか狂っているのかとしか思えない。自分たちがコピーを失くしておいてペナルティを払え?だと?バカも休み休み言ってほしい。そのためにわれわれのビジネスを阻害しているとは本当に許しがたい愚行である。

フィリピンの大統領がDuterte氏になってから10日が過ぎた。薬物に対する取り締まりは厳しくなる一方で超法規的な殺人も増えてきている。「人権侵害だ」と反対する勢力もいる中、今のところは国民には好意的に受け入れられている。外国人の私には少なからず「変革する」というドゥテルテ大統領の強い意志が伝わってくる。薬物犯罪シンジケートの中心人物である中国人3人を名指しで批判し、疑いのある政治家や警察官、国軍などを対象に抜き打ち検査を行なったりしている。自らが「暗殺」される危険が高まっているにもかかわらず、その手を緩める様子はない。

これらの薬物取り締まりが一段落ついたら次の目標が「BOC(税関)」と「BIR(税務署)」の改革を公言している。これらの職員の私生活を徹底的に調査し、必要以上の財産を持っていたり、高級外車に乗っているような人物は容赦なく取り締まるそうである。また現在5日かかっている通関作業を5時間で終えるように税関に指示をしているようである。

これらの改革が本当に行われるのであれば今まで上記の職員に苦しめられてきた私に取っては願ってもないことである。上記のアホみたいなことも今後は起こらない事を願う。その他にも深刻化する渋滞対策についてJICAと話し合いをもつなど、迅速に各種問題について取り組んでいるようである。

警察官に対しては「勤務中のゴルフの禁止」を命じるなどしている。「いままでOKだったのか?」と思うようなことを一つ一つ変えようとしている。以前にも書いたがフィリピンという国は経済が発展途上国でなく、モラル・道徳の部分でも未成熟な国である。「人を騙したりしたらダメ」とか「ルールは守らなくてはいけない」という小学生でもわかるようなことをここでは教えていかなくてはいけない。そういう基本中の基本から変えようとしている新大統領には私は現段階では大きな期待を寄せる。

今までの大統領は何だったのかと思ってしまう。外国人に評価が高かったアキノ大統領でさえ、そういうことには手を出してこなかった。基本的なことを変えていき「当たり前のことが普通にできる」ことでこの国は大きく変わるかもしれない。
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Kissako Cafeのプロモビデオを作ってみた





いまさらですが、カフェのプロモーションビデオを作ってみました。



カフェにてお待ちしております。(ビデオには音楽が含まれているので再生時には注意してください。)


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ありがとう、ANA!





昨夜地獄マニラに戻りました。

昨日の便はANAを利用したのですが、乗り継ぎの国内線、国際線ともエコノミーが満席ということはWebチェックインの時点でわかっていました。満席の場合、オーバーブッキングのせいで毎回数名がビジネスクラスにアップグレードされます。以前よく利用していたタイ航空ではマイレージ会員の中でもゴールド会員などランクが上の人が優先してアップグレードをしていると聞いたことがあり、実際当時ゴールド会員だったので、満席の時はいつもビジネスにアップグレードしてもらっていました。

ANAはそんなことはないだろうと思って搭乗ゲートでバーコードをかざすと赤いランプがつきました。「もしや」と思ったら、やはりそうでした。ビジネスへとアップグレードしてもらいました。

ありがとう! ANA!

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以前数回ボーイング767のビジネスに搭乗したことがありますが(マイルの特典で)、787のビジネスは初めてでした。Business Staggeredというフルフラットシートではありませんでしたが、もう快適そのものです。(貧乏人の喜び)食事もサービスも本当によかったです。

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あれだけサービスがいいと乗る価値があると感じ、次回もビジネスでと思い、次のフライトをビジネスで検索してみました。ANAで安くても13万円台、JALだと7月は20万円します。PALだと1420ドル。(サービスに雲泥の差なのに)うーーん、高いなぁ。

マニラと日本を行き来するお金持ちの社長さんたちは月に2-3度も来ているのに、こんな高いチケットを買っているんですね。(下手をすると毎月チケット代だけで30万円ですか?)

私はフライトの選択は、基本的には席の間隔が広くて、できれば混んでいない飛行機が好みです。かつ低価格であればなおさらです。先日は直前の予約でPAL、ANAとも取れず、ジェットスターに乗ってきました。非常口席なら全然OKです。値段が同じ価格帯であればANA(食事が美味しく、映画の選択肢が多い)を選び、急な日程だったり、ANAが満席だったりの場合はPALでもOKです。LCCは万が一の時の保障がないので基本は選びませんが、仕方がない時はジェットスターならOK。セブパシは論外ですな。JALは大阪発成田経由だとANAより高くなるので基本なしです。

今回ビジネスに乗れたので次回も、と考えましたが、やっぱり高いのでやめておきます。他の事でお金を使ったほうがいいですね。ANAの場合、ショッピングマイルでそこそこ溜まっているので、年に数回特典航空券で予約するかアップグレードするかですね。

以前にも書きましたが、やっぱり同じお金を使うのなら私はビジネスクラスには使わないと思います。その分ガジェットを買っている方が幸せかも。


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選択と集中





息子がカナダの留学を終えて帰ってきました。300日ぶりの再会でした。ここ数日一緒にいますが、随分としっかりして成長して帰ってきました。語学力を身につけることよりも16歳という年齢で海外に出して、いろいろな文化を吸収してきてもらうことを目的に出したので、その意味ではよかったかなと思います。来週再開する学校では全英語の授業が待っているようです。子どもたちにはいろいろなチャンスを与えたい。そのためにはお父さんは死ぬ気で働きます。

先週末に日本に帰る前に華僑のお客様とBGCに新しくできたSalvatore Cuomoで接待をしてきました。

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Cuomoは日本各地に支店があり、私は主に東京でよく利用するのですが、6月の3週目にCuomoの銀座店で食事をしたところで、Manilaはどうかな、と思い利用しましたが、典型的なフィリピンマネージメントの店でした。開店1ヶ月で日本人なりイタリア人のシェフがいなくなるとこんなにも残念な味になるのかというレベルでした。(あんまり他店の悪口を書きたくないのですが・・)カルボナーラにソースがかかっておらず・・・・。この店の開業と同時に同系列グループと思われるあの有名コーヒー店Paul Bassettもオープンのはずでしたが、どうやらやめになったようです。(メニューにはありましたが)

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銀座のお店が美味しかっただけに・・・。

明日から2016年の後半が始まります。今年の前半はメインの事業が円安効果もあり、過去最高の業績でした。しかし他の事業は思ったよりも業績が伸びず、赤字ではないものの、私が目標としている利益水準から大きくかけ離れています。メインの商売がよかっただけにガッカリ度も大きくなります。以前も書きましたがカフェというのは正直儲かりません。140ペソのコーヒーを売っても利益は知れています。100杯売っても14,000ペソの売上。500杯売っても70,000ペソの売上です。やはり「食べる物」を増やしていかないと売上も利益も伸びません。

接待をした上述のお客様から驚愕の情報を得ました。ある場所にあるカフェが一日80,000ペソの売上を上げているそうです。1ヶ月に200万ペソ以上の売上です。飲食店をやっている人はお判りだと思いますが、カフェでこの数字は相当な数字です。スタバでもこの数字は行かないと思います。(あえて場所も業態も伏せておきます。このブログでヒントをわざわざ書くのも何ですので)オーナーさんもこんな数字の売上が上がるとは思ってはおらず、ついに食材が欠品をしてしまったそうです。

つくづく思いますが、カフェというか飲食店は「場所」が最優先事項です。いくらおいしい食材を持とうと、いくら有名なコーヒーを持ってきても場所が悪ければそれまでです。今の場所は正直「ダメな」部類に入ります。私の読みは外れました。フィリピン人のみならず日本人の飲食店のプロからも「早く撤退しなさい」と言われる始末です。彼らいわくこの場所にくるフィリピン人はC、Dクラスが中心で140ペソのコーヒーすらお金を出せない人たちです。隣のスタバも他のスタバと比べると人が入っていないようです。「規模」を求めて、場所にこだわらずどんどんフランチャイズで出店している会社もあるようですが、店単体が儲からなければ出店する意味もなく、本部はフランチャイズ料で儲かるかもしれませんが、結局長続きしません。

私は決断しました。

「選択と集中」

この1年以内にいい場所が見つからず、利益も上がらなければカフェの事業から撤退をしようと思います。言い換えれば1年以内に「必ず」他の場所に移転をします。あるフィリピン大手コーヒーチェーンの社長さんからは「あの場所にわざわざお客様が足を運ぶと思うか?移転しろ。絶対に売上があがるから」とアドバイスを受けたほどです。

撤退するときは早ければ早いほうがいいと以前誰かに言われた気がします。撤退せずにダラダラと先延ばしにしてしまった結果、大きな損害を受ける事になります。撤退をするときほど勇気が必要で英断をしなくてはいけません。ロスが少なく撤退をすればその分を別の事業に回せます。

そうならないためにも今から準備を始めています。日本人にとっては全く馴染みのないカフェなのでなくなっても何の影響もないかもしれません。しかしそう思った矢先、売上が急上昇したりして気持ちが揺らぎますが・・・。でも早く行動を取りたいと思っています。

大金持ちならともかく、片手間に別事業ができるほど世間は甘くないです。「その事業がなければ何もなくなる」くらいの気概を持たないと気持ちも入りません。せっかくスタートした事業なので、自分を追い込まないとうまく行きません。頑張ります。


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